エレクトロソケットを装着【フェンダージャパン カスタムテレキャスターの修理-4】

よく見たらジャックの周りに粘着テープのあとが残っていますね。よほどジャックが受けごと抜けていたと思われます。

ガムテープのあと

無事にエレクトロソケットを装着できました。こんな感じでしっかりネジ止めできます。

エレクトロソケットを装着

フレットが曇っていたので研磨してぴかぴかにしましょう。600番から1500番までペーパーをあてて、コンパウンドで磨き上げます。

フレットクリーニング

トラスロッドを調整したのですがネックのハイポジションの順反りが調整しきれません。

調整

フェンダーは指板のRがきついのでハイポジが起きるとその分チョーキングで音詰まりを起こしやすくシビアです。結果的に弦高が高めになってしまうので、お客さまの好みで下げる必要があればヒーター修正の必要がありますね。


ネックグリップをオイルフィニッシュにします【Sonic PBの改造-2】

グリップ部分の塗装を剥がす前です。下地がない薄い塗装なので比較的簡単に剥がせそうです。このあたりは以前にもご紹介したかもしれませんがブログがリニューアルしたので掲載しましょう。

オイルフィニッシュ前1

おおよそのところに境界線を引いてから作業します。

オイルフィニッシュ前2

塗装を剥がすと白いメイプルが出てきますので、他の塗装となじむような飴色に染めることになりました。

生地着色

さらにオイルを2度塗りして仕上げたところがこちらです。

オイルフィニッシュ後1

さらさらのさわり心地になりましたよ。

オイルフィニッシュ後2


塗装をリフィニッシュ【Sonic PBの改造-1】

まずはリフィニッシュからです。 2ヶ月前にお預かりしたときの塗装はこんな感じ。下地無し極薄ラッカーのサンバーストです。

リフィニッシュ前(サンバースト)

それがこんな感じになりました。下地ありのオールラッカーのオリンピックホワイトです。

リフィニッシュ後(オリンピックホワイト)

白っぽく見えますがピックガードを載せると僅かに黄色みがあることが分かります。

ピックガードを載せたところ

トップに吹くクリア自体にも黄ばみがありますし、今後使っていく上でも多少は黄変しますのでお客さまとも御相談した結果、白めのオリンピックホワイトになりました。