リアルセルロイドピックガードの縁をとがらせる加工

モントルー製のリアルセルロイドピックガードです。 以前にエッジをとがらせる加工をしたお客さまから追加でご依頼いただきました。 気に入っていただけて嬉しいですね。

まずこれがもとの状態です。

リアルセルロイドピックガード

もともと45度くらいに面取りされているエッジを、30度くらいまでとがらせます。

それをキレイに研磨していきます。

エッジの研磨

エッジ面を広く見せるだけでビンテージのJB風になります。

磨き終わったピックガード

レリックの楽器などにもピッタリです☆

これ欲しい!という方がおられましたらこちらのメールフォームからご連絡下さい☆


フレットの圧入【69PBのフレット交換-5】

フレットを交換しました。 このネックはトラスロッドが5フレットを中心に効いていて、10フレットから上はネックの合成だけで支えられているようなところがあります。

フレットを圧入したところ

9フレットから上のフレット溝をせまめにして指板側から支えます。 こういうネックは弾かないときに弦を緩めて保管した方が良いですね。


フレットを抜いていきます【69PBのフレット交換-4】

ハイポジションのヒーター修正が終わりました。 10フレットから上にはほとんどトラスロッドが効いていないネックなので、この段階でもっと逆反らせたかったのですが、そこまでは効いてくれませんでした。

フレットを抜いていきます。

フレットを抜く

ハイ起きが少し残った指板です。1弦の17・18フレットあたりに削れていないところがありますね。 かといって最終フレット付近の指板を多めに削ることができるほどラウンド指板は厚くないので加減が難しいですね。

指板の研磨

とりあえず指板の研磨を終わらせたところ。

研磨完了

ここからフレット溝を埋めていきます。 ここでまずは0.5ミリまでせまくして、仕上げでのネックの反り具合を考慮して厚みの違うノコギリを使い分けながら加工していきます。

フレット溝の修理


プリアンプ基板製作【HSBの配線改造-3】

新しく製作した部分は完全に鳥かごにしてしまわないことにしました。 もしうまく動かなかったときに手直しができるようになっています。

完成した基板

ミドルの周波数を決めるポットはかなり複雑な配線になっています。 基板のほうには基本的な部品しか載っていないのでシンプルです。