ポールピースとコイルワイヤがショートするのを防止するためにテープを巻きます。
ローミッドが欲しいということなので、今後さらにピックアップをシリーズ配線にしたりしないとも限らないので、シリーズ時に中間点がショートしないようにこういう一手間をかけておきます。
コイルを巻いているところです。 コイルワイヤーは手送りで右へ左へランダムに巻いていきます。 こういう作り方をすると完全機械巻きの量産ピックアップとは違うハンドメイドならではの味が出ます。
ワックスポッティングと着磁を終わらせて完成したピックアップです。
もとのコイルより少し太りました。 ターン数も増えたと思いますが、手送りしたコイル線はふんわり巻かれるので外形が大きくなります。 コイルの形状も電気的なコイル成分に影響しますので音にも変化が現れます。
楽器というのは人間と一緒で適度に遊びが必要なのでしょう☆