アビゲイル女史のサイン入り66年製PBピックアップ

プレベのピックアップ交換をしました。 アビーのサインが入っているピックアップです。 どこで見つけてくるのでしょう(笑)

AIのサインが入っている

配線が撚り線のうち1本でしかつながっていないところがあったので、線を取り替えたり短く切ったりしました。

配線を取り替える

なかなかリスクのある作業でしたが、無事に手際よくピックアップ修理と配線作業が完成しました。

60年製のピックアップより出力が少し高めで、倍音がキレイにでました。 ファットで押し出しの良い低音が出る4弦から、艶っぽいさのある弦までグラデーションするような音色でしたよ。 弾いていて楽しそうなピックアップですね。


調整【フェンダー・テレの改造-4】

今までのペグのノーマルポストだと通っていたのですが、4弦が増設されたリテーナーに通らなくなりました。 3弦の角度をかせぐためにつけたリテーナーらしいのでこのままでOKになりました。

リテーナー部

ネック側のピックアップをあげたいということだったので、高さ調整用のチューブゴムを長めのものに交換しました。

ピックアップの高さ調整

ネック側をこれ以上あげると磁力に引っ張られて「ワンワン」とうなってしまうので、音量バランスをとるならブリッジ側を下げてもらうことにします。

 

 


フレットベンダーを久しぶりに使いました

フレットをぶつけてダメにしてしまったベースのフレット交換を、フレット2本だけするという難しい部分修理をしました。

すごく細いビンテージフレットが使われていたのですが、学生時代に購入したフレットの中に似たものがあったので助かりました。

で、久しぶりにフレットをクルクルするものを引っ張り出してきました。 普段はジェスカーばかり使っているのでこれが必要ないのです。

フレットベンダー

箱から取り出してみてビックリしました。 曲げ具合を調整するダイヤルがついています。 最近リニューアルされて追加された機能で、自分のにはまだついていないと思っていたのです。 とても使いやすいです!

フレットベンダーを使っているところ

と思いつつ購入したころの旧ブログ記事を見てみたら、すでにそのことに触れていました。

なるほど。開業してから2年半、フレットベンダーを買ってから1回もジェスカー以外のフレットを打っていなかったということですね(笑)


そろそろヒーター修正が完了【69PBのフレット交換-3】

少しずつハイポジションが真っ直ぐになってきました。

ラウンド指板は薄く、フレット交換時に指板を削る量を少なくしたいのでできるだけヒーターで仕上げておきたいです。

ヒーター修正中のネック

フレット溝を調整してハイポジションをフレットのタングで支える方法を取ります。