ダンカンの配線改造

ダンカンのストラトです。 トーン周りの配線部分を改造することになりました。

現在はフロントトーンとリアトーンという構成になっているそうですが、ミドルの方がよく使うので、ミドルトーンとリアトーンに変えて欲しいということです。

ダンカンのストラト

配線を改造していきます。 外れている線はリアトーンの線で、ピンセットの先のところにつきます。 掃除と皮膜の調整のために外しました。

一番右に見えているのがフロントピックアップにつながっている端子です。 そこにある線をとなりの何も付いていない端子に配線し直します。 さびているとハンダがのらないので、ハンダ付け前に端子を研磨します。

トーン周りを改造する

配線が終わったところです。 こうやってポールピースを鉄製の工具でトントンするとアンプから音が出ますので、ツマミを回したりスイッチを切り替えたりしながら、フタをする前の簡易的な配線チェックができます。

トーン周りを改造する

もちろん音を出してみないと分からないことも多いので、弦を張ったらしっかりチェックします。 例えばピックアップの位相や、ポットやスイッチから出るようなノイズの問題はギターを弾きながらでないと分からなかったりしますね。

無事に改造が完了してお返ししたら、そのままスタジオリハに直行されたようです。

 


バダス交換したギター

結構トラスロッドを締めたので1週間くらい様子をみましたがその後を安定しているようなのでお返しできました。

完成

今までが緩んでいただけで締め込みすぎではないので安定して使えるギターになりそうですよ。