ブリッジをフィッティング【アメスタテレのブリッジ交換-2】

ブリッジの交換をしていきます。

ブリッジを外していく

トレモロに交換すると、ボディと弦の間隔が広くなります。 ピックアップを限界近くまで上げる必要が出てきます。 そのため、ゴムだと平べったくなってしまうのでスプリングに交換しようと思います。

ゴムをバネに交換

スプリングに交換しましたがどうもピックアップ付近がキャビティと干渉してトレモロと交換ができません。

どうも塗装が干渉しているようです。

ピックアップが塗装に引っかかる

手加工で削った形跡がありますが、それでも角にたまった塗装がピックアップのボビンと干渉するようです。 これはトリマー案件ですね。

塗装にピックアップがあたる

ボディ側のジョイントビス穴が接着剤でせばめられています。 これはある種の勘違いでこうしたのだと思われるのですが、この穴にジョイントビスが効く必要はないのです。

ジョイントビスはあくまでもボディにネックを引きよせるものなので、ネジはボディ側の穴を素通りすべきです。

ネジ穴がせばめられている

ネジの外形を測ります。4.28ミリありますので、4.5ミリまでボディ側のねじ穴を広げて「バカ穴」にします。

ネジの太さを測る

トレモロに交換するとボディと弦の間隔が広がりますが、 その時にフレットと弦の間隔が広がると弾きにくくなります。

なのでシムが付属しているのですが、それがネックポケットにはまりません。

シムがはまらない

しかも仕込み角を確かめながらカットしないといけないようなので、縦も横もカットすることになります。 結構大変ですねこのトレモロ交換は。 頑張りましょう。