以前作った歪みエフェクターが出てきた

何年も前に作った歪みエフェクターが出てきました。 ゲイン、マスターボリューム、トーン以外に、ダイオードクリッパーを切り替えるツマミがありますね。

以前作った歪みエフェクター

中を開けてみました。 どうなっているのでしょう(笑)? オペアンプは4558が1発ですね。

中を開けてみた

帰還部にLEDのダイオードクリッパーを入れたオーバードライブ回路のあとに、シリコン製ダイオードをアースに向けてぶら下げたディストーション的なクリッパーがあるようです。

ダイオードクリッパー

LEDクリッパのオーバードライブは太めな歪みでクランチ~オーバードライブといった感じで、シリコンダイオードを混ぜ始めるとザリザリ・チリチリした高調波が混じってきます。

ただLEDが2ボルトで歪むのに対して、シリコンダイオードが0.6ボルトとかで歪むわけですから、深く歪む方が音量が小さいというクセのある使い心地ですね(笑) 1カ所いじると他のツマミも全部いじらないといけないというか・・・。

もっとゲインを上げられるようにして、シリコンの方を4直列とかにしたら、ゲインツマミひとつで、歪みませ具合がつながるのでしょうか。 ゲイン上げすぎでノイズもそれなりになりそうですけれど。 あと18ボルト仕様とかになりそう。


フレットを打つ【Ibanez BTB1825のネック修理-3】

指板の研磨をするにあたってフロントピックアップが邪魔なので外そうとしましたが、配線が込み入っていて、コネクタ類も多いので今回はそのまま作業することにしました。

配線部

指板の研磨作業後に弦を張って確認です。

指板研磨

フレットを曲げていきます。 真っ直ぐなフレットを使うので最初に大まかにRを作ります。

フレットを曲げる

フレットをカットしていきます。 お客様に持ち込んで頂いたこのフレット、カットしていてステンレスだと分かりました。 硬いですね。

ステンレスフレットが硬い

木製のバインディングがあるので、両端だけタングを切って打ちます。 フレットの足をカットするタングニッパーの刃が立たないので、手作業で削って行きます。

タングを削る

今回は、トラスロッドを回さなくてもネックが真っ直ぐに近いコンディションなので、フレットを打つときに溝が狭いと逆反ってしまいます。 なので、後々フレットが浮いてこないようにする方法としてタイトボンドを流し込んでおく方法を使いました。

タイトボンドは金属にはくっつかないので、適度に隙間を埋めてくれているだけになします。

いわゆるタイトボンド打ち

全てのフレットが打てました。

フレットが全て打てた


部品交換【マーシャル・ガバナーの修理-2】

DCジャックを買ってきました。 上のMJ179Pが一般的なのでしょうか? 下の32753PAEの方が形状が丸っこくてケースに引っかからず入りました。

DCジャックを買ってきた

で、基板を再び取り付けようとジャックのナットを締めていたら、プラスティックが劣化していてバッキリ割れました。 シールドケーブルの刺さり方がイマイチだという話だったので、できれば全部新品に交換したいところですね。 同じ部品は手に入りそうです。

アウトプットジャックが割れた

スイッチ周りの配線はできあがったのですが、また基板のハンダ外しからですね。

スイッチの交換はできた

ちなみにバッテリースナップも線をより合わせてから、ハンダ付けをやり直しました。 どうせ修理するなら末永く使えるようにしっかり直しましょう。


弦を張ってもうすこし様子をみます【warwick の修理-4】

ヒーターした効果がどのくらい維持できるのか見極めてからフレットを打ちたいので、弦を張って少し変化をみたいです。

弦を張って様子をみます

このネックのトラスロッドは真ん中にしか効かないわけで、弦を張っていない状態では、できるだけハイポジションを逆反らせた状態に持っていっておいた方が良いでしょう。