ナットの取り付け【Ibanez BTB1825のネック修理-4】

フレットの両端をカットしました。 やすりで丸く加工します。

フレットの端を処理する

フレットのすり合わせをしたあと、フレットの頂点を丸め直します。 弦を張ってたしかめてから仕上げるので、まだフレットは削りっぱなしです。

フレットのすり合わせ

ナットを取り付けていきましょう。 まずは粗加工。

ナットの粗加工

ナットを接着します。

ナットの接着

溝を切っていきます。 今回は0フレットがありますので、弦間隔を決めるためのナットです。 0フレットの頂点より溝が深くなる必要がありますので、加工の手順としては、なるべく先に溝を仕上げたいところです。

ナット溝を切る

0フレットを取り付けます。 1フレット以降のものより0.2ミリ高いジャンボフレットがありましたので、これを使います。 材質を合わせるために、ここもステンレスになっています。

0フレットを打つ

弦を張ってみました。

弦を張ってみる

ベース弦は太いのでナットの上で急に曲がれません。 0フレット上で少し浮いているので、溝を深くしましょう。