新しいバッテリボックスを取り付けたので通電試験をします。 バッテリーのプラス極と、OBP-2の赤い線の間に電流計を入れました。
で、シールドをさしたとたん、テスターが壊れました。
ヒューズが飛んでいます。
あれ?と思って電池側とプリアンプ側を直結すると火花が出ました。 電池は一瞬で熱々。
先にここをチェックすれば良かったですね↓
プリアンプの電源ラインとアースがショートしています。
このベースは18ボルト仕様なのですが、これって9ボルトの電池を向かい合わせにして合体したのと同じことが起こっているわけです。 電池が破裂しては危ないので、そんなことはしてはいけませんし、そういうことが起こらないように保管には注意して下さい。
おそらくデカップリングコンデンサが壊れたのではないでしょうか? エフェクターの回路図でよく見るこれです。
電源ラインの電圧を安定させることで、電源ラインを通じて信号がフィードバックして発振したりするのを防ぐ意味のあるコンデンサなのですが、ここにショート方向に壊れるタンタルコンデンサなどを使うとこういうことが起きると考えられます。
アルミ電解は通常、絶縁モードで壊れるはずです。 もちろんプリアンプの中身が分からないので何とも言えません。 どっちみちこの状態を外から修理することは無理です。
と言うわけでプリアンプの交換となりました。