チタンサドルの加工【レスポールスペシャルタイプの改造-2】

KTSのチタンサドルをやすりで削って加工します。 本物のバダスにそのまま合うラインナップはないので、加工が必要になります。

PR-02(インチ規格用)にM3(ミリ規格)のネジを切ったものを特注して、チタンを削ってフィッティングします。

チタンサドルを削る

オクターブネジが持ち上がってしまってはまらなくなるので、図の青いところを削ってサドルを下げる必要があります。

青いところを削る

上手く収まりました。

(もうひとつの方法としては、PR-01の弦溝無しを特注して、バダスブリッジ側のオクターブネジが通っている穴や、ネジ先のくぼみを拡げるという手もありそうです。)

チタンサドルを取りつけた

セキュリティロックを取りつけたいので、ストラップピンのネジ穴を追加加工します。 ここは緩みやすいネジ穴なので、通常より少しせまめの穴にするのがコツです。

ストラップピンのネジ穴加工

セキュリティロックが付きました。

セキュリティロックが付いた

ロッドカバーのネジ穴は上側を埋めました。 この方がナットの近くに付けられて間延びしませんし、上側は左右にずれているような気がしたからです。

ネジ穴を埋める

新しいカバーを付けてみました。

新しいネジ穴をあけた

なかなか良さそうですね。 次回はチタンサドルに弦溝を作っていきます。


破片の接着【 Tokai HARD PUNCHERの修理-5】

斜めに入ったネジのせいで割れたところを修理しましょう。 破片は中に閉じ込められていましたので、製産時にもう割れていたのかも知れません。

割れている箇所

ブロワーをさしこんでみたら、いい感じに内側から押さえてくれました。

接着する

こういう時には、ポリプロピレン製の袋が役に立ちます。 接着剤で付けることが難しい素材であることを逆に利用して、接着したくないものの間にはさみます。

ラムトリックカンパニー近くの西友のレジで、かわらばやしさんというおばちゃんがいつもくれたPP袋が今も大切に使われています。 このPP袋は「カワラバヤシスペシャル」と呼ばれています。 ウエムラスペシャルのnikon一眼レフみたいなネーミングでカッコいいです(笑)

(注意 ラ社は2019/09/27現在、新社屋建設のために戸田に一時お引っ越し中だそうです。)


配線作業を始める【フェンダーJBのプリアンプ取り付け-5】

元の配線をバラします。 パッシブの配線がついていました。

配線を分解する

ピックアップの下のブラスプレートは導電塗料をアースにつなぐのに流用しようと思います。 錆びているので、研磨して金属面を出します。

ブラスプレートを磨く

アース線も新しいものに交換しました。

新しいアース線を取りつける

コントロールパネルの配線を先に終わらせます。 スペースの都合でボリュームがスタックになりました。

新しいコントロール配線

アース周りの配線が終わりました。 コントロールキャビティのブラスプレートは今回使わないことにしました。

アース周りの配線が完了

バッテリースナップが足りないので、秋葉原にお買い物に行ってきます。