導電塗料の塗布【フェンダーJBのプリアンプ取り付け-4】

プリアンプを取りつける前に、導電塗料による外来ノイズのシールドを施します。

導電塗料の塗布

電子機器を入れることになるのでやっておいた方が良いでしょう。

オペアンプの入力部分には、保護用ダイオードが入っていることも多く、そこでAMラジオを検波することがまれにですがあります。 埼玉県の西川口は、文化放送の大出力アンテナの近くなので、商店街のお祭りライブでBOSSのディストーションから競馬放送がでました。

文化放送の電波が他局より圧倒的に強い環境ですので、コイルやバリコンを使って電波を選局するという作業がなくてもラジオが鳴るわけです。

川口駅周辺でも、クリスタルイヤホンのチップ端子とスリーブ端子にショットキーバリアダイオードのアノード/カソードそれぞれの端を巻き付けて、片方を手で握って、もう片方をスチールデスクなどに押しつけると、人体(自分自身)がアンテナになって無電源で文化放送が聞こえます。

川口市民は防災用にひとつ持っておいても良いアイテムです。


GBR-640の取りつけ【 Tokai HARD PUNCHERの修理-4】

古いブッシュを抜いて、新しいブッシュに交換しました。 浮いてきにくいように、低粘度の瞬間接着剤を充填しておきます。

ブッシュの取りつけ

写真を撮り忘れていていきなりペグが付きます(笑)

ペグ(GBR640)の取りつけ

少しヘッドが小さめなので気にしていましたが、ペグポスト穴のピッチなどは同じなので、無事に取りつけが出来ました。 動作も良好です。


レスポールスペシャルにモントルーバダスを付ける

恒例のモントルーバダス取り付けです。

レスポールスペシャル

エンドピンがクルクル回っているのが気になりました。 増し締めしたら止まったので今回はこれで良いでしょう。

ストラップピンが緩んでいた

ジャックも緩んで回ってしまっていました。

ジャックが緩んでいた

ロックワッシャーが2枚入っていました。 ロックワッシャーには裏表があります。 左が歯が丸まった側で、右が歯が立った側です。 せっかく2枚入っているなら外側にエッジを効かせた方がギュッと止まります。

ロックワッシャーの表裏

スタッドを抜くと塗装がペリペリいいます。 このアンカーの上に貼られたマスキングテープは除去しておきました。

アンカーに乗った塗装

オクターブの位置を参考に、ブリッジのおおよその取りつけ位置を決めました。

おおよその位置出し

トラスロッドはほぼ回さなくても大丈夫そうですが、掃除だけしておきましょう。 ロッドナットに乗った塗装を掃除して、グリスを入れておきます。

トラスロッドナットのグリスアップ

弦溝を位置を探します。 まずは1弦と6弦から。 指板の両端から弦までの隙間を均等にしつつ、各ピックアップのポールピース上を通る範囲を見つけました。

1・6弦の位置決め

弦を張ったところがこちら。

弦が張れた

サドル上の弦溝の位置やオクターブ調整はこんな感じになりました。

弦溝やサドルの位置

このブリッジは、あまり弦溝が浅すぎるとチョーキング時に弦が外れそうですし、深すぎると、特に6弦でサドル上の弦の角度がなくなって弦振動がエンド側へ逃げやすくなります。

良いあんばいというのが難しいですから、もし取りつけに困ったらお声かけ下さい。