指板に付いた打コンを修正する【ブラックのLes Paul Junior Specialの修理ー12】

11フレット辺りに打コンがありました。 打コンというよりは指板の木材が割れて取れてしまっているような状態です。 木片を削り出していくつか貼り付けて埋めていきます。

木片で埋めた

表面が塗装と同じ高さになるように、接着剤を盛りつけて研磨したのですが、外周が白く浮いてしまいました。 12フレットの指板エッジもオーバーサンドしています。

縁が白く浮いてしまう

ラッカー塗料を用意しましょう。

ラッカー塗料を準備する

吹きつけ1回目。

1回吹いた

2回目。

2回目

かなり目立たなくなりました。 これで仕上げていきましょう。

 


ナットの取り付け【ブラックES-335のフレット交換-11】

オイル漬けした無漂白ナットを取り付けていきます。 元が5mm幅になっています。

牛骨ナットの寸法

この楽器のナットがはまる溝は4.6~4.7ミリくらいのようです。

溝の幅

粗加工を済ませます。 最初はベルトサンダーを使って最後は手作業です。

ナットの成形

接着します。

ナットの接着

弦を張っていきましょう。