3回目のワクチン接種に行ってきたので大事を取ってお休みにしました。 別にしんどくはないのですが、検温すると一応微熱は出ているんですね。
1・2回目のファイザーの時も、腕が痛い以外の副反応が全く出なくて「これってホントに免疫付いてるのかな?」となりましたが、測ったら発熱したりしていたのかもしれませんね。
ただこれ、「新しい株にあまり適合していない」とか言われていますし、できれば3回目以降は接種したくないという人が多いのは、とても理解できますし尊重したいですね。
PEN-Dで撮ったフィルムの現像ができたので、続きの写真もここに記録しておきます。 ハーフサイズカメラなので36枚撮りフィルムが72枚撮りになっていて、たくさん写真があります。 フィルムはPortra400でここからはレンズに自作のブラックミストフィルターが付いています。
走り抜ける消防車を手持ちでバルブ撮影してみました↓
赤い光漏れと信号の緑、フィルターのスモーキーさと雨のせいか、近未来SF感があってうどんが食べたくなります↓
4秒では露光が足りない気がする↓
デジタル取り込み時にシルエットにして欲しくなくて、思い切り露出オーバーで撮ったらちゃんと伝わった感じがします↓
iso400、たしかf8.0で8秒開けました↓ 歩道橋からの撮影はこの感じで良さそうですね。
1秒を越える長時間露光が必要になるような暗いシーンでは、フィルムの性質として「相反則不軌」という現象があるそうです。
普通、露出は光の量が2倍になったり1/2倍になったりすることを1段と言うわけで、シャッタースピード1秒の状態から1段ずつ絞っていくときには2秒、4秒、8秒、16秒・・・となりますが、相反則不軌の領域ではそれがどんどん長くなります。
イルフォードのデータシート元に露光時間の目安をネットに載せている人がいて、計算してみたら1段で2倍ではなく2.8倍くらいにしていくと近似できそうな感じでした。
なので思ったより長めに露光しないとフィルムが露光不足になり、デジタル取り込み時にデジタルノイズが多めになるようです。
ネガのラチチュードの恩恵でハイライト側が飛びにくいのもありますし、思い切って長めにシャッターを開けるほうが個人的には好きな長時間露光写真が撮れるように思いました。
フロントのピックアップをアンプにつないでマイクロフォニックをチェックしました。 指で叩くとカンカンと音がします。 リアをほどいたときにも感じましたが、このピックアップはワックスポッティングしていないようです。 ここも仕様に合わせましょう。
ボビンの材質の問題で、溶かしたワックスに漬け込むと、変形したりボビンがバラバラになったり、テープで仮固定してある配線が外れて切れたりしそうです。 元からそういう仕様ということで従うことにします。
コイルはAWG43 ゲージのエナメル皮膜線を12500ターンくらい巻いたところでボビンに対してフルになりました。 ここからほどいて12kΩ位にしていきます。 室温が20℃より高いので抵抗値も少し高めにしておきます。
フロントをチェックしたところ、ポールピースを銅箔テープからアースにつないでいるようなので、このテープも取り付けておきましょう。 破れてきてしまってきていたので新品にします。
ハンダ付け箇所からまた断線しても困るので、このあと銅箔テープと配線周辺をレジンで固定しておきました。
外れていた裏側の素材を接着し直してエレベーション機能のある土台に固定しました。 これでエスカッションに登載できます。
ポールピースをドライバーの先でコンコン叩いた時の音をアンプで聞いてみましたが、まあまあ近い音が出ていると思います。
日を改めてもう一度間違いがないかチェックして、近日中にお送りすることにしましょう。