オイル漬けナットの取り付け【Road Wornのジャズベースのネックをオーバーホールする-12】

フレットの溝に対してフレットのタングが短く隙間が空いてしまったので埋めておきます。

溝を埋めた

フレットのサイドを仕上げました。 ついでに軽く、フレットのすり合わせしました。 弦を張ってみてからもう少し削って精度を追い込みます。

フレットのサイドを仕上げる

無漂白牛骨ナットをオイル漬けした物を使います。 粗加工して・・・

ナットの粗加工

接着しました。

ナットの接着

弦を張っていきましょう。


バーストバッカーをもらった

ハムバッカーの研究用にギブソンから取り外したバーストバッカーをもらいました。

バーストバッカーをもらった

プラスティックケースはSuhrの物です。 Suhrのこのピックアップ、低音から高音までバランスが良かったですね。 繊細なアクセントをコントロールできるプレイヤー向けな気がしました。


導電性グリスを塗った【Bill Lawrenceテレタイプの修理-6】

お返しする直前に気が付いたのですが、楽器を振ると金属製のノブからざわざわとノイズが出ます。

導電性グリスを塗った

シャフトと軸受けの間をできるだけ磨いてから、導電性グリスを塗っておきました。

こうすることで金属製のノブが集める電波を、常にアース電位につなぐことでノイズを減らせます。 ノブを回したときにパチパチいうのも軽減できます。

ノブを回したときに、弦を触っていない場合だけノイズがでるときは、ポットのガリノイズではなくて金属製のノブが原因です。

樹脂製のノブにする、内部で絶縁されたPCIのサイレントノブを使う、導電性グリスを塗る、ESPのスプリングワッシャーを入れるなどの対策があります。