電装系について調べた【ミュージックランダー型ギターの組み込み-5】

Powerbridge Pickupという商品のようです。 全てのサドルでしっかり音が出ていることがチェックできました。

ピエゾをチェックする

こっちの基板もフィッシュマンのPowerchipという基板のようです。 fishman powerchip installationなどで検索するとつなぎ方が分かりそうです。 表面実装基板はパターンを調べたり部品の定数を読むことはできませんから、ネット上に資料がありそうなのは助かりますね。

Powerchip

穴を埋めるところから始めます。

穴埋め


チェック【1弦開放の音がこもりがちなスペシャルの原因調べ-1】

1弦開放の音がこもりがちなレスポールスペシャルの原因を探します。

まず、気になるのは1弦の弦溝が深くなっているようで、1フレットとの隙間がほぼありません。 ここだけ弦振動の幅にコンプがかかっているような感じになっている可能性があります。

隙間がない

あと気になったのがこちら。 1弦を鳴らしてからミュートしたときに他の弦にハーモニクスが共鳴しやすいかもしれません。

ハーモニクスの共鳴

これに関してはナットやサドルの弦溝から弦を上げても同じです。

溝の上に弦を上げてみた

ブリッジのどこをミュートしてもあまり結果が変わりませんが、ヘッド側をミュートすると少し収まります。

ヘッド側の弦をミュートしてみる

1弦のチューニングがE♭になったときに急に他の弦にハーモニクスが移っていきます。 ネックやヘッドの共鳴モードと当たっている可能性があります。

Eフラットの時にだけ他に拡がる

ヘッドを手で持ったりミュートするとかなりましになります。

ヘッドをミュートするとほぼ止まる

こちら↓はフルアップボリュームとフルアップトーンに交換するためにお預かりした別のギターですが、これもよく調べたら似たような感じです。 原因を追及したいあまり、ちょっと神経質になりすぎかもしれません。 これならナット交換だけで大丈夫ではないでしょうか。

他のギターも試す

ナットを交換するなら指板面の経年変化によるフレットのわずかなでこぼこをフレットすり合わせで取ってしまって、原因を少しでも切り分けたいと思います。

フレットは減っていない

試しに、1弦の弦溝を粉と接着剤でかさ上げして弾いてみてもらうことにしました。

あと、うちにあるバーブリッジで弦を張ってみて変化を調べてみます。


配線を戻す【ヤマハAttitudeのリフィニッシュ-15】

ナットが欠けていたようでいつのまにか破片がどこかへ消えてしまいました。 御相談の結果、オイル漬け牛骨ナットに交換することになりました。

ナットが欠けている

ポットの穴も塗装で狭くなっていたので掃除しました。

穴を拡げた

導電塗料にアースをつないでいきます。

アースをつなぐ

裏蓋も塗料で狭くなっているのでここは裏蓋の方を削って合わせます。

ふたの方を削る

はまりました。

ふたがはまった

アルミシートを貼っておきましょう。

アルミシートを貼った


Sonicのフルアップボリュームとフルアップトーンを取り付ける

SonicのFV-22とFT-01を取り付けます。 まずはノーマルポットを分解していきます。

ノーマルポットの分解

アース周りの結線から。

ブルアップポットの結線

ピックアップとスイッチにつながる線を取り付けました。

配線作業

フルアップポットの取り付けも承ります。 P-90、ハムバッカー、各種ベースなど太めの音がするピックアップとフルアップポットの持つエッジ感は相性が良い傾向があるようです。