弦を張る【MTDの修理-36】

ナット溝を作っていきます。

弦溝を作った

指板Rと関係して、3弦は弦高が充分に下がりますが両サイドの弦は下げられません。 1弦が特に問題があります。

1弦をもう少し下げたい

ネックとボディの間に入れてあるシムにもう少し角度を付けましょう。

シムを追加加工したい

トリマー加工をします。 指板面のコンディションは思っていたより良さそうです。


着色

フレットを打った指板にビンテージナチュラル着色をしました。

着色

色抑えまで吹いたので、日を改めてトップコートを吹きます。


部品のフィッティングについて【ミュージックランダー型ギターの組み込み-8】

ハムをボディにマウントするにあたって、キャビティの方は他の部分と同じ深さくらいまで埋めてもいいようです。

ハムの足とキャビティ

シングルの方は配線の穴がキャビティの側面にあいているので配線が引っかかってしまいます。 この線が逃げられるように削りましょう。

配線の穴

ストリングホルダーのネジピッチが合っていないので、ゴトーのものと置き換えられないか検討します。

穴のピッチが合わない


キャビティのシールド【ミュージックランダー型ギターの組み込み-7】

ストラップピンを取り付けました。 元のネジ穴を補修しつつ径と深さをドリルで調整しました。

ストラップピンの取り付け

裏蓋にアルミシールによるシールドがされていないので新しいものを貼りました。

アルミシートを貼った

コントロールキャビティには導電塗料が塗られていません。 ピックアップキャビティも塗りが甘くて抵抗値がひと桁大きいです。

コントロールキャビティ

導電塗料を塗っていきましょう。

導電塗料の塗布

ピックアップはエスカッションではなくボディにダイレクトマウントして欲しいとのことなので余計なネジ穴は埋めておきましょう。

ネジ穴を埋めた

オイル漬け牛骨ナットを粗加工して接着しました。

オイル漬けナットの粗加工

弦アース線がスプリングホルダーに巻き付けられていたのですが、巻き癖がついていてなんとなくしっくりこないのでビーメックスに交換しました。

弦アース線を交換した