毎年恒例のベーシスト新年会がありました。
「ビンテージのフェンダーベースはブリッジの取り付け位置が前すぎてサドル上で4弦に角度が付きすぎるので、開放を弾いたときにコーラスやフランジャーがかかったようになることがあるが、テーパー弦やボールエンドが遠いブリッジに交換すると良くなる」というマニアックなお話をしました。
内部にピックアップ代わりの圧電ブザーを取り付けたので配線を引っ張り出します。
エンドピンジャックは3本のネジで固定するタイプです。
こんな感じになりました。
弦はキワヤのフロロ。ローGセットです。
ハイGのナイロンから張り替えるのであちこち変更が必要です。 オクターブチューニングのためサドルの頂点をスラントさせます。
地道に削って・・・
磨きました。
こんな感じになりました。 1弦がほんの少しフラット気味ですがハイポジションでメロを引くときはチョーキングビブラートもするでしょうから取りあえずこのままで。 手が空いたらもう少し溝を拡げてぶ厚いサドルに交換すれば完璧になりそうです。
1弦は3回、他は2回巻けば良い感じになるようなので次回の弦交換のために覚えておきましょう。
ギター用のペグが付いているのでややヘッドが重いです。 ストラップを付けられるようになって弾きやすくなりました。
フロロ弦は比重が大きいので、ナイロン弦の時より弦が細くなります。 今回ローGに変えたので4弦は太くなりました。 弦の溝を微調整すれば、ナット自体はそのまま使えそうです。
音程が良くなったので和音を弾いたときの音量も大きくなりました。
音色も気に入ったので次回もこの弦を買おうと思います。
お正月の間に自分のウクレレのメンテナンスをします。 10年以上前に作ったウクレレです。 ホームセンターで売っているラワンの合板でできています。
指板が微妙に波打っていたのでフレットのすり合わせで対応します。
ブッシュ浮きを修正します。
グリスを塗っておきましょう。
ペグポストを磨いてギアにもグリスを注しておきます。
弦がブリッジの木部に接触するので弦のところだけ削っておきます。
エンドピンジャックはふたつの部品に分かれているタイプなので外れないようにネジロックかためで完全固定しておきます。
ピックアップの代わりに圧電ブザーを付けておきます。 これでもちゃんとアンプから音が出ます。
エンドピンジャックの穴をあけます。