新品の9Vバッテリー2個で改めてチェックします。
問題なさそうです。
18Vのアダプターが古くなってノイジーだっただけかも知れません。アダプターを握ったらノイズ音が変わっていましたし。
スイッチング式アダプター特有の同相ノイズが異相ノイズに変換される具合がふたつのイコライザーの回路構成やICのクセによって違いが出ていただけかもしれませんね。
スペシャルをお預かりしました。
いつもの通りMontreux custom wrap around bridge Nickelに交換します。
デルリンのナットが付いているのですが、SonicのOB-02に交換することになりました。
Sonic製のスペシャルタイプに比べてノイズが多いという御相談がありました。 導電塗料によるシールディングがされていないことと、ヒスコレ用のP-90はトラディショナルな仕様にするためにピックアップがあえて同巻き同磁極になっていて、ミックス時にノイズキャンセルする仕組みがないことが主な原因です。
1弦のペグの動きが悪いので分解清掃、取り付けのチェック、ブッシュ内のグリスアップなどを試してみます。
78年製のテレキャスターです。 「できるだけ78年当時の新品を弾く感覚で使いたい」「作りに問題があるところはできるだけ取り除いて欲しい」というご要望です。
6弦のペグにぶつけた形跡があるので、今後もし作業中に比較的きれいな当時のFキーを入手できたら送ってきてくれるそうです。 動き自体は悪くなっていなさそうです。
クロームメッキが錆びているところはメッキ屋さんに再メッキを頼むそうで、分解したらオーナー様が指定されたメッキ屋さんに直送します。
ボディは少し黄変した感じのオリンピックホワイトにリフィニッシュすることになっています。 そのついでにネジ穴がずれているところ↓などは埋めてあけなおすことになりました。
ネックはローポジションが逆反り、ハイポジションが順反っています。 ロッドナットを回してどうなっているのか調べてみましょう。 順反りが強くてトラスロッドがローポジションにしか効かないパターンの気がします。
そのあたりも考えてジェスカーフレットのどれに交換するか考えることにします。
ヘッドロゴ面の塗装だけを残して、グリップなどの塗装もやり直すことになりました。
ついでにポケットの形も修正します。 ボディの日付スタンプなどはしっかり残しつつ、隙間が空いている両側を埋めましょう。
ネックとポケットの間に何か入っている気がするので分解してチェックしましょう。
私が以前働いていたラ社がチューンナップメニューを受けていないせいか、チューンナップに相当するご要望がじわじわと増えてきました。
チューンナップとかモディファイみたいなリフレットや配線も含めて全部の組み直しメニューを増やした方が良いのでしょうかね。
久しぶりにお会いしたお客さまだったのですが、何やらものすごい量のお土産をいただきました。
私が自宅兼仕事場にしているのでかえって気を遣われるのかも知れませんが、ギターの修理には手ぶらで来て頂いて大丈夫ですので笑
グレコブランドのリッケンバッカー風ベースです。 塗装や配線などいろいろ修理と改造をします。
指板が厚いのでツーウェイロッドが入っているのかと思ったのですが、ベンドロッドが入っています。 あまりたわませる余裕がないせいかロッドナットを180°くらい回すと早くも手応えが固くなってきます。
めいっぱいロッドを締めてもハイポジションに大きな順反りが残ります。 今回はフレット関係の作業はやらないのですが、ヒーターが効けばラッキーくらいのノリで一度ヒーター修正はしてみることになっています。
ミュートのクッションが硬くなっているのでピックアップの下に入れるクッションに交換してみます。
やたらと音が小さいのでトーンを絞ってみたら音が出なくなります。典型的なコイルの途中で断線しているパターンです。 テスターでも断線を確認しました。 リアはうちにたまたまあった韓国メーカーの製品を付けて、フロントにはAmazonなどにある謎メーカーのトースターピックアップを付けることになりました。
ジャックが飛び出ているのが気になるとのことです。 ナットを内側に追加しましょう。 錆びていますし交換しても良いかもしれませんね。
ボディトップは今作っているベース用イコライザーペダルみたいにアクリル絵の具を使ってオモテ面とサイドをハンドペイントすることになりました。