ブロックを貼り付けてみました。
トリマー加工中にホロウボディが爆音で鳴りそうなので、紙を詰め込んでミュートしています。
ターゲットのモッキンバードタイプです。 いわゆるhideモデルの廉価バージョンだったと思われるギターです。 ネックのオーバーホールでお預かりしました。
指板にポジションマークが打たれているのでてっきり2ウェイロッドが入っているのかと思ったらベンドロッドでした。 ネックの反り具合としてはそんなに大きな問題はなさそうです。
レンチで3回くらい回したときに真っ直ぐになります。 4回目が固いのでヒーター修正をしてもいいしこのままでも問題ないかも知れません。
全フレットの中央が浮いています。 溝を修正してからジェスカーフレットに打ち替えます。
チューナーでオクターブチューニングをしたときの印象と、スケールから割り出されるサドルの位置との間で思っていたのと逆の印象を持ちました。 .009~.046の弦を張るので弦交換してから見直しましょう。
フレットを抜きます。
接着剤を掃除するくらいに軽く指板を研磨しました。
部分的な凹凸を見つけることができました。 弦を張って確かめたりしながら精度を高めていきましょう。
電源につないでみました。 青がまぶしいですね。もう少し抵抗値を増やしましょう。
BCP-2Mの方がノイジーな気がします。 18ボルトのアダプターが古くなってきて調子が悪いのか、アダプターを握ると音が変わります。
これ↓の18ボルトバージョンを作って新品の電池で確かめましょう。
9ボルトだと一瞬音が小さくなった気がしますし、電源の条件に依存する発振を起こしている可能性があります。
フットスイッチが切り替わる瞬間にショートすることで発振するというスイッチの不良パターンや、アダプターと電池に原因があるパターン、配線の取り回しが良くないパターンなど思わぬ落とし穴があるかも知れません。
一応もう1台BCP-2Mを作りながらチェックを進めます。