仮の弦を張ってフレットすり合わせ【レスポールスペシャル(20241016お預かり)のリフレットと部品交換-10】

牛骨ナットを成形します。

牛骨ナットの成形

このギターに付いてきたバダススタイルのブリッジは、弦がネックの中心を大きく外していたので、いったん一般的なバーブリッジを取り付けて仮の弦を張ることで、牛骨ナット側の弦溝を正しい位置に作っていこうと思います。

バーブリッジを使って仮の弦を張る

弦が張れました。

ナットに弦溝を作る

フレットのすり合わせを進めます。 弦を張った状態で、ギターを演奏する時と同じ角度に構えながらフレットのすり合わせをもう少し追い込みます。

人力プレック的なすり合わせ

フレットを磨いていきましょう。

フレットを仕上げる

フレットがピカピカになりました。

フレットがピカピカになった

ブリッジの交換する前に配線を終わらせます。


ペグを付けて調整した【SELDER ベースの改造-21】

1弦のペグを取り付けました。

ペグを付けた

微妙に形が違いますが、パッと見た感じそんなに違和感はないようです。

ヘッドの表側

シムをあと0.3mm追加したら充分に弦高が下がりました。 トラスロッドに余裕はないので緩めて保管する方が良いベースでしょう。

ボディ

すごい見た目の楽器になりました。 パッシブトーンも付いているので極端なドンシャリというわけではなくて、歌ものでも使えると思います。

完成

ピックアップをシリーズ接続してプリアンプをフルブーストすると流石に凶暴な音がします。


ペグのツマミが折れた【SELDER ベースの改造-20

ぶつけて曲がったと思われるペグです。 60°くらい曲がっていたのですが、弦を張ってチューニングしていたらもげました。

ペグが折れる

セルダーに付いているペグに似た謎の中華ペグをAmazonで見つけたのでバルクで1個だけ買いました。 このセルダーはゆくゆくはヘッドレスに改造したいらしいので、ゴトーやヒップショットを付ける必要はないと思われたのでこれにします。

中華ペグが届いた

裏のネジを緩めると板バネでトルクが調整できる感じとかペグポストの形状がものすごく似ています。

もっと似ているものもあるのですが、1個だけでは買えなかったのでこっちにしました。

ネジ穴を埋めた

ネジ穴を埋めました。 図面では2カ所は合いそうだったのですが、別のペグの図面だったようです。 ペグポストの太さの方は、図面と合っていないことでむしろ他といっしょになってくれたのでまぁ良しとしましょう。