調整【Navigatorのストラトタイプのネックをオーバーホールする-24】

ネックポケットの隙間に薄板を入れて整えました。

ポケットの隙間を整えた

ネック調整、弦高調整、オクターブ調整などをしました。 1・2弦を強く弾くと指板全体的にミャーとしたミドルが強めに出ます。 弦をピンセットで摘まんだりすると鳴り方が変わるので、おそらくサドルの縁に振動する弦が当たっているのだと思います。 異常振動というほどではないので弾いてみてもらってから考えましょう。

1・2弦のサドルについて

ここ以外は基本的には作業完了という感じです。

 


なんちゃってラップスティールギターに改造する

人にもらってずっと弾いていなかったギターです。

プレイテックのテレタイプ

カビっぽかったのでゴシゴシ掃除しながら組み直しました。 なんちゃってラップスティールギターに改造していきます。

清掃して組み直した

ナットにこの金属パーツを取り付けると弦高を上げることができます。  弦はチューニングごとに違うものが売られているのでC6チューニング用で6弦のものを張りました。

弦高を上げる金属パーツ

弦を押さえて弾くわけではないのでオクターブチューニングしなくてもよいはずです。 サドルはスケール通りの位置に真っ直ぐ並べておきます。

サドルについて

思った以上に上手くいきました。

弦が張れた

これでマンションズのウクレレセルフカバーアルバム『団地妻アラウンドインハワイ』のリードを弾く予定です。

 

実家の押し入れにしまいっぱなしのギターがある人は、ラップスティールギターに改造することをおすすめします。


Montreux custom wrap around bridgeに弦溝を作る【Tokai LoveRock(20250405)のリフレット-13】

フレットを丸めて磨きました。

フレットを仕上げた

ペグの清掃をしておきます。 ブッシュの内側に薄くグリスを塗っておきます。

ブッシュの清掃

ペグも掃除しました。 3連のペグはどうしてもどこか1カ所動きが渋くなることがあるのですが、今回はオーナー様が「ここだけ動きが軽すぎて気になる」と仰っていたところを意図的に固くしたら巻き心地がそろいました。 そんなテクニックがあるのか!と新たな発見でした。

ペグの清掃

ピックアップを戻していきます。

ピックアップを戻した

ブリッジの位置を決めます。

ブリッジの位置出し

サドルに弦溝を作っていきましょう。

弦溝を作る

細かい部品をネジロックで仮固定しておきます。

細かい部品を借固定する

これで弦が張れました。 ナットの弦溝の深さを追い込んでいきましょう。

弦が張れた


配線作業【Tokai Talboのメンテナンス-11】

配線をしていきます。 ボリュームとトーンの準備をしておきます。 コンデンサは元から付いていたものを流用しました。

ボリュームとトーンの配線準備

アナログデザインの10ターミナル5ウェイスイッチを手に入れました。 両端が直列ハムバッカー、その内側がタップ(内側のコイルを生かす)、センターが直列ハムバッカーの並列ミックスという配線になります。

スイッチの配線準備

配線が完成しました。 ヤニがピックガードに飛ぶと表側から見えると思うのでマスキングして作業しました。

アッセンブリーが完成

ピックガードとネックを取り付けました。

ピックガードを付けた

ブラックタスクナットを成形して弦溝を作っていきましょう。