配線の分解と検討【Tokai Talboのメンテナンス-10】

ピックガードから配線を外しました。

回路を分解する

ピックガードを水道で洗ってみたらきれいになりました。

水道で洗ってみた

ジャックに向かう線は新しいシールド線に交換しようと思うのですが、透き通り具合が変わりそうですね。

青い配線

テスターで調べてピックアップコイルの構造を理解しました。 それぞれのピックアップがタップされるポジションができるように配線します。

ピックアップの配線を検討する

スーパースイッチが必要かと思いましたが、アナログデザインの5ウェイスイッチ・10ターミナルのもので実現できそうです。

 


フレットのすり合わせ【Navigatorのストラトタイプのネックをオーバーホールする-22】

しばらく弦を張ってネックに張力をかけたので、そろそろすり合わせしていきます。

弦を張って楽器を抱えた演奏と同じ状態ですり板をあててみましたが、特に困るような凹凸はありませんでした。

フレットのすり合わせ

このまま磨いていきましょう。 ナットの弦溝の深さを追い込んだら完成です。


チタンサドルに弦溝を作る【レスポールスペシャル(20250511お預かり)にバダスブリッジを付ける-2】

バダスブリッジの取り付け位置を出していきます。

ブリッジの位置出し

チタンサドルに弦溝を作りました。

弦溝を作る

低粘度と中粘度のネジロックで細かい部品が共鳴しないようにミュートします。

細かい部品を借固定する

ボリュームのノブが緩くなって回りすぎていました。

ノブが緩い

Sonicのフルアップボリュームは1軸2連という特殊なボリュームポットを使って作られているため、インチ用として売られているFV-22もローレット(ノブが付くところのギザギザ)がミリスペックになっています。

右側のCTSがインチ規格、左側の1軸2連がミリ規格です。 どちらも6mmなのでボリュームノブの内側を6mmのドリルでさらって上げると付くのですがインチ用のギザギザを削ることになるので滑ってしまったようです

フルアップポットのシャフトについて

すり割り軸を拡げてきつくなるように調整しました。

完成

モントルー製のバダススタイルブリッジは薄く作られているので弦高がバーブリッジと同じくらいまで下がりますが、本家に交換すると弦高は上がりがちです。 ネックの仕込み角によるのですが、このギターの弦高は上がってしまいました。 一旦これで弾いてみてもらいましょう。