ピックガードのエッジを尖らせる加工【BLACK ONE風レリックギターのメンテナンス-2】

ピックガードを外しました。

ピックガードを外した

エッジを尖らせる加工をしていきます。 これだけで随分と見栄えが変わります。

エッジを尖らせる加工

加工が終わったところ↓ iPhoneの広角レンズでは伝わりづらいので角のとことをお見せします。

エッジ加工完了

ボディ側にあいたピックガードのネジ穴も埋めましょう。

エッジ加工完了


元のブリッジを外した【Squier by Fender Vintage Modified Jaguar HH の改造-4】

ネックジョイントビスを付けないとポケットの奥までネックが入っていますが・・・

隙間がない

ネジを締めると隙間が空きます。 これをもし直すとなるとネックのネジ穴をメイプルの木栓で埋めるところからやり直す必要がありそうです。 グラグラしたりはしていないので今回はそのまま進めます。

隙間が空く

ナットの弦溝がセンターからずれていますが、今のブリッジはネックの延長線上に付いているようです。

旧ブリッジのセンターは合っている

弦アースはピックガードの内側へ出すことになりそうです。

弦アースはピックガードの下へ

なかなかアンカーが抜けないです。 接着剤が入っているのかもしれません。 アンカーをハンダごてで温めてみます。

アンカーを温めた

アンカーが抜けました。

アンカーを抜く

木栓で埋めておきます。

穴埋め


フレットすり合わせ【Squier by Fender Vintage Modified Jaguar HH の改造-3】

フレットの浮きを直していきます。 基本的に全てのフレットの真ん中が浮いているのですが、斜めに入ってしまっているのも原因かも知れません。 これをもし本気で直そうとするとリフレットになってしまうので今回は応急的に直します。

フレットが斜めに入っている

金属製のハンマーでたたき延べたあと、接着剤を流し込みました。 リフレットするときは接着しませんが人が打ったフレットの浮きを修正するときは必要になることがあります。

圧入しながら接着した

両端が浮いているところがあったので1本だけ抜いて打ち直しました。

1カ所だけフレットを抜いた

フレットのすり合わせを始めます。

フレットのすり合わせ

ビリついていたところだけ擦り板が当たりません。 #214Hに#214が1本混ざった、みたいなことが起こったのかも知れませんね。

やはりここだけ低い

弦を張ってみました。

弦を張ってみた

弦を張った状態でもう少しすり合わせをします。 ギターを弾くときの角度に抱えて作業することで精度を上げていきます。

弦を張った状態ですり合わせる

フレットを仕上げました。

フレットを仕上げた