弦を張る【J-45のネジ修理-3】

フレットを清掃しておきました。

フレットを磨く

トラスロッドナットを外してみました。

ロッドナット

半月板を外して塗装やコンパウンドを清掃しました。 ロッドナットにグリスを塗っておきました。

掃除した

ナットを成型して

ナットの成形

弦溝を作りました。

弦溝を作った

弦が落ち着いたら溝の深さを仕上げます・


ナットの交換【J-45のネジ修理-2】

ナット交換していきます。 古い弦を利用してある程度まで加工を進めたかったのですが、6弦が根元で切れているようです。 捨ててしまいましょう。

弦が切れている

元のナットを外していきます。 ナットに塗装が乗っているので、カットしてから外します。

塗装をカットする

ナットを外しました。 接着剤を掃除していきます。

接着剤を掃除する

SonicのOB-02を取り付けていきます。 粗加工して

ナットの粗加工

接着しました。

OB-02の粗加工と取り付け

乾いたら成形して弦を張るための溝を作っていきます。


調整【レスポールスペシャル(20240217お預かり)のメンテナンス-5】

弦高のバランスを見て3弦の溝を深くしました。 3弦は位置が高いことと、サドルが後ろへ下がることと、プレーン弦の中で一番太いことによって弦が曲がりきれず、他より弦高が上がりがちです。

サドル溝の調整

新しい弦を張ったのでオクターブチューニングを確認します。 弦長方向の取り付け位置を決める2本のネジのうち、6弦側にロックナットを追加してネジを固定しました。

弦交換の度にオクターブチューニングがずれることを防ぐことができます。 1弦側はスペースの問題で入りませんでした。

オクターブの確認

細かい部品が多いので、中粘度のネジロックで仮固定しておきます。

部品の仮固定

ナノカーボン的なものが効いていてボリュームのガリは消えました。

ボリュームのガリがなくなった

弦が落ち着いたらお返しして良さそうです。

完成


チェックして完成【「石」ロゴフェルナンデスのPBタイプのPG取り付け修正-4】

補強したネジ穴などのチェックをしました。 問題なさそうです。 弦のせいなのかベースの共鳴の仕方が原因なのか分かりませんが、サドルはこの位置で良いようです。 今回は弦交換などはやらないのでこのままにしておきましょう。

オクターブ

ネックは順反っていて、ロッドナットが奥にめり込んでいます。 ネック材が柔らかいのかも知れません。 ここも今回のテーマではないので一旦このままでお返しします。

ロッドナット

というわけでこれで完成で良さそうです。

完成

ペグにトルク剤を塗布したのが良かったのか、弦を張らずにツマミを回すと抵抗を感じますが、弦を張った状態で回すとヌルヌルと動く感覚があるので、お預かりした時よりちょっと良くなったかも知れません。