塗装から帰ってきた【JBリフィニッシュのお手伝い-2】

オーナー様のご家族が塗装関係のお仕事をされているそうで、分解と再組み立てだけうちでやってリフィニッシュすることになったベースです。

3TSBの上にホワイトをオーバーラッカーしたようです。 私が張っておいたマスキングテープを、塗装が乾燥する前に剥がしてくれたようです。

塗装上がり

部品を戻していきましょう。

塗装上がり


ジャックを変更する【アリアプロTA-80のネックオーバーホール-16】

アッセンブリーをギターに戻すのですが、大変そうです。 ジャックは消耗品ですが、次回ジャックを交換する時にはピックアップとミニスイッチ間の配線をバラさないといけなくなりそうです。

スイッチクラフトよりも劣化トラブルが少なそうなPURETONEのジャックに仕様を変更することにしました。

ジャック

これでもうこの配線を取り出さなくて済むと思います。

PURETONEのジャックに交換した


2イン2アウトABボックスの手直し

先日製作したABボックスです。

ABボックス

リハスタで使ってみてもらったのですが、スイッチを踏む度にバコバコとポップアップが鳴ってしまうようです。

どうやらGodinの内蔵プリアンプの出力側カップリングコンデンサに、常時充電するための抵抗を内蔵していないことが分かりました (図↓)

この抵抗が無いと、次段の入力にも抵抗がぶら下がっていない機材(ファズフェイスなど古い機材にたまにある)をつないだときに、いろいろと不安なことが考えられるので(ここが電解コンデンサの場合に、相手方のバイアス電位のほうが高くてうっかり逆電圧がかかって壊れるとか・・・)省略してあるとは思いませんでした。

出力カップリングコンデンサを充電する抵抗

100kΩでホットとコールドをつなぎました。 これでバコバコいわなくなりました。

出力カップリングコンデンサを充電する抵抗

わずかにパチパチいいうので、足下のプリアンプの入力インピーダンスにも並列に抵抗を入れておきました。

入力カップリングコンデンサを充電する抵抗

実際にこの機材を使うことになるメンバーさんが万一、センタープラスのACアダプターをつないでしまっても、LEDやパワーサプライが故障しないように保護ダイオードを直列に入れておくことになりました。

抵抗とダイオードをまとめた

絶縁して・・・

絶縁する

絶縁してスイッチに取り付けました。

絶縁する

ギタリストさんは実際に使ってみて、マグネティックピックアップとピエゾピックアップという表記の方が直感的に使いやすいという感想だったそうです。 1番、2番という表記をMGとPZに変更しました。

ダイモを張り替えた


ハムバッカーのネジの修理【アリアプロTA-80のネックオーバーホール-15】

ハムバッカーのネジが曲がっています。 おそらくネジ穴が拡がってネジが効かなくなったあと、ナットをハンダ付けしようとしても付かず、仕方なく折り曲げたのだと思われます。

ネジが曲げられている

ひとまわり太いネジで固定してみましょう。

3mmのネジ

M3でタップを立て直しました。

タップを立てた

エスカッションのネジ穴も拡げます。

3Φに拡げる

これで固定できました。

ネジが付いた