ゴールドのノブをレリックしました。 緑青が出ている感じ。
あちこち路面が凍結しているので、お家で大人しくオーバードライブをDIYします。 部品はジャンクパーツ箱にあった物だけ使います。 ネット上にあるCOT50を模した回路図などを元にして、近い部品を集めました。
イメージしているのは、リハスタでジャズコーラスにつなぎっぱなしにするための機材で、シンプルに作るために、フットスイッチもLEDもDCジャックも省略します。
ラグを使ってポイントトゥポイント配線にしたいのですが、ラグがないので作りました。
ハトメを打ちました。
ケースは最低限の穴をあけます。
アクリル絵の具で塗装しました。
トランジスタは国産しか持っていなかったので1815BLを使います。
クリッピングダイオードと出力のコンデンサはポットの背中のラグ板に登載しました。 クリッピングダイオードは小信号用と整流用を1個ずつ互い違いに入れました。 これを外したらブースターになります。
つや消しバーニッシュを塗っておきます。 もし剥がれても塗り直せば良いですから自作機材ならこれでもOKでしょう。 アクリル絵の具は速乾性があって自作向きです。
裏蓋を絶縁しておきます。
部品を取り付けていきます。
バッテリースナップを結束バンドでとめました。 壊れにくくなりそうでいいです。
配線をしました。 ゲイン調整ツマミはCカーブが必要になるところなのですが、Aカーブをケースの向こう側に付けることで、あまり違和感なく逆回転で使えます。
バッテリーはいろいろとクッション性のある物で固定します。
こんな感じになりました。 ちゃんと音が出ました。
元になったのが線が細めでチリチリした成分を含んだ歪みペダルの回路図なので、入出力のカップリングコンデンサの容量を増やして足りないギャリン!とブリン!を補う方向にカスタムしたいです。
ギター側のボリュームにスムーステーパー抵抗やハイパスコンデンサを付けて、クリーン~クランチ~オーバードライブまでを手元でコントロールできるようにすれば、このオーバードライブをジャズコの一部として考えて、不要なツマミがないシンプルな状態で音作りできそうです。 ジャズコならリバーブも使えますし。
ギタリストにマーシャルを取られてしまいがちな、ギターボーカルの人が使うことを前提に、商品として作り込んでも良いかもしれません。