秋葉原に行ってきました

いろいろとご注文頂いた機材がありましてケースなどの足りない部品を仕入れてきましたよ。

買ってきたもの

オヤイデでA4サイズのバルカンファイバー紙が買えます。 ケース裏蓋の絶縁に使えるかなと思って購入してきましたが、ネックの仕込み角を変えるシムにも使われる素材ですし、何か他にも使い道がありそうでワクワクしますね。

ちなみに店の外に展示されている見本品はシーズン的に少し湿気ているのか、もしくはみんなが折り曲げて試すからなのかちょっと厚みが増して見えました。 実際持ってかえった商品を計測するとかなり正確に0.5ミリでしたね。 仕様を信じて買って良いと思いますよ。

で、今日仕入れたものでこういうものを作ります。

こういうものを作る予定

右は初期型スティングレイのレプリカ・プリアンプをアウトボード化したペダル用です。

左はBirdcageオリジナル・ハンドメイド・プリアンプの2機種BCP-3とBCP-2Mを2in1にしたペダルを作ります。

どんなふうになるのかとても楽しみです。 また製作風景はこのブログでご覧に入れようと思います。

また左の機材が完成したらプリアンプの試奏動画製作にもご協力頂こうと思っています。

 


配線をオーバーホールします【Ibanezのネック修理-7】

配線がしやすそうな良い硬さのピンセットを買いました。 この袋を十条駅前の飲食店に忘れてきて、昨日取りにいってきました(笑)

新しいピンセット

部品のクリーニングをしました。

配線作業

弦アースの電線が酸化してハンダが載りにくそうだったので交換します。 まずはハンダを吸い取りましょう。

弦アース

ホルダーのビス穴です。バスウッドでしょうか、木が柔らかそうですね。 しかもここのビスは木の繊維を切りきざむ方向に入っていくうえ、それなりに力がかかるところです。 ネジ穴がダメにならないように、低粘度の接着剤を染みこませて補強しましょう。

スプリングホルダーのビス穴

シングルコイルのキャビティに塗られた導電塗料にアース配線をします。 ハムについてはぬられていなかったので塗りませんでした。 ハムバッカーはノイズをキャンセルする構造なのでこうなっているのだと思われます。

導電塗料のアース配線

その他のキャビティの導電塗料にもアースを取っていきましょう。 ポットやジャックを付ければアースされるのですが念を入れて。

導電塗料のアース配線

ピックガードを付けましょう。 各キャビティに各ピックアップからの配線を通しつつ、最後はひとまとめになります。

シングルコイルの配線は撚りました。 配線がスッキリしますし、ホットとコールドは磁界的にもこうした方が良いはずです。 ノイズ低減の効果があるほどかというと、そこまでではありませんが。

ピックガードの取り付け

その裏側はこんな感じ。

配線前

長かった線を切り取りながら配線をやり直しました。

img_3193-3.jpg

もとの配線はこんな感じ。 かなりスッキリしましたね。

配線2

 


ナット溝とリテーナー【フェンダーメキシコJBの修理-6】

牛骨ナットの接着が済みましたので溝の加工をします。

ナット溝をきる

ネックのハイポジションにあった順反りをヒーターとフレット交換で修正しましたので結果的にサドルの位置が高くなりました。

このあとシムをしれるなどしてネックの仕込み角も変えるべきか考えていましたが、このままでも良いかもしれませんね。

サドルの高さ

ネックがどう動くのか見たいので弦を張ってしばらく様子を見ましょう。

リテーナーが妙に上のほうに付いていたのを修正しました。 埋めたねじ穴がギリギリ見えない位置に取り付けることができました。

リテーナーの位置修正

後は配線とピックガード交換です。

 


音楽理論を超簡単に☆『けんぱんださん』をただいま試作中

チェキ菜ライブの後はたけたけsoundsというもうひとつのバンドの集まりに行って音楽理論をふたりに教えてきました。

ひとりはポピュラー音楽理論が分からないのでコード進行の仕組みを知りたいクラシックピアニストで、もうひとりは鼻歌で作った曲に自分でコードを付けたいというボーカリスト。 教える内容が全く違うので別々に講義しました。

その両方で役に立ったのがこの『けんぱんださん』です。ピアノの鍵盤とギターの指板の間のようなものさしです。

『けんぱんださん』試作品

『けんぱんださん』におねがいすれば、鼻歌にコードを付けたり、コードネームから構成音を調べたりが簡単にできます。

けんぱんださん

このアイテムが完成したら、難しい音楽理論の勉強にくじけることなく、写真↑のけんぱださんのようにごきげんで音楽を楽しめるようになります。

「なぜこのコードが使えるの?」という問いにひとつひとつ答えようとするから楽理はどんどん難しくなるのです。

「なぜってパンダがそう言っているからだよ」ですべてを押し切れるようにしたいのです☆


中森チェキ菜のライブでした

中森チェキ菜のライブしてきました。 チェキ菜さんとコーラスのゆき菜さんがちゃんと衣装を用意してくれていました。 ステージ裏でおめかし中。

おめかし中のチェキ菜さんたち

いやぁ、飲み屋のセッションイベントで即席で作ったバンドだったのに、こんなにたくさんのお客さんの前に出させてもらえるようになるとは。 浦和祭り南浦和会場のみなさま有り難うございます。

中森チェキ菜ライブ中

今日弾いたフェンダージャパンのジャズベースは商品の試奏用ベースでもありましてハイブリッド・ピックアップBirdcageオリジナル・ハンドメイド・プリアンプ(3バンドタイプ)が登載してあります。

ブリッとしたミドルの強い音が必要な曲が多かったので後半はネック側ピックアップを絞って少しミドルをブーストして弾きました。 音の評判は良かったですね。

新谷がベースを弾いているところ

ひとつ前に出演していたダンスチームの先生は中森明菜をお好きなようで、ずっと歌いながら生徒さんたちと踊ってくれていたので、最後の『desire』では前に出て盛り上げて頂きました。 みなさんどうもありがとう☆

ダンスチームが協力してくれました

今回の出演に向けたリハからだんだんとバンドらしくなってきたというか、人様の前でも演奏できるようなまとまりが出てきましたので、また機会があったら屋外のイベントなどに出演したいものですね。 『飾りじゃないのよ涙は』や『難破船』などの曲目もやってみたいです。