20個穴開けしました。
やり応えのある作業量ですね。
ジェスカーにリフレットします。 今回使うのは#47095というフレットです。 ビンテージフレットよりは少し大きめのミディアムなフレットです。
メーカーの図面によるとタングの幅は0.53ミリだそうです。 実際計測して確認します。 これをもとにノコを決めます。
タングの長さも確認します。1.8ミリくらいだそうですが確かにそのくらいですね。 フレットがスムーズに入りつつ、打ち終わったあとに隙間があまり見えないように0.2ミリくらい余分にフレット溝を作りたいところです。
フレット溝を0.5ミリまで狭めて作り直してあるので、ノコを2種類使いながら慎重に溝を適正なところまで広げました。 また2ミリを目標に溝の深さも修正しました。
フレットを指板Rに合わせて曲げて圧入していきます。
端を落として、フレットのすり合わせです。 指板もフレット打ちも上手くいっているので全てのフレットが均等に削れます。
ハイポジションが起き上がって音が詰まりがちなネックでしたからその分ハイポジションを逆反り方向に仕上げてあります。 弦を張ったら良くなると思いますし、フレット溝を調整してあるので再び起きてきにくいように保持してくれると思います。
フレットを仕上げました。
次はナットの加工ですね。
ジェスカーフレットに交換したいという方がおられましたらこちらのメールフォームからご連絡下さい。 フレット交換には自信があります!