弦が切れやすいストラトタイプ

以前に私が組み込みを担当させて頂きましたストラト型のギターです。 2弦がトレモロの穴付近で切れやすい気がする、ということなので手直ししようと思います。

Birdcageのストラトタイプ

トレモロを外します。

トレモロ

外したトレモロがこちら。

2弦が切れやすいらしい

けがき針の先で指し示したところに少し角がある気がします。 イナーシャブロックにあいた穴(銀色のところ)の上にある、金色のプレートの穴がかかっているところが上手くラインが繋がっていません。 一番怪しいのはここですね。

角がある気がする

やすりで削った後、糸にコンパウンドを付けたもので丸めました。

削って研磨してみた

これでまたしばらく使ってみてもらいましょう。

組み立て直した

「弦が切れやすいな」と思った場合は、切れた弦を残しておくと原因究明の役に立ちますよ。

 


リハでした

定休日の火曜はマンションズというバンドのリハで赤羽に行ってきました。 今回は焼き鳥ベンジという企画でして、リハの後に美味しい焼き鳥を食べてきました。

 

 

なぜ「リベンジ」かというと、前回行った赤羽のとある鳥バルがひどくて、つきだしのインゲン豆(1,900円もする)以外のフードが届かないという珍事があったのです。

冷え冷えの飲み会が1時間経過したところ↓

赤羽 焼き鳥 鶏バル オススメ 評判

どことは言いませんが

赤羽 焼き鳥 鶏バル オススメ 評判

座席で呑んで、レジ前で騒いで、マクドナルドで食べれば、呑んで食べて騒げるという意味では

 

 

オススメDEATH!


商品撮影

同業者さんの商品撮影を手伝いました。

写真撮影

ピックガードの正面からの写真を撮ろうとすると、どうしても自分が写り込むので、商品をストロボで照らしつつ、自分は暗闇に隠れて望遠で撮りました。


フレットを抜く【ESPのネックオーバーホール-2】

弦を張ってネックの状態を確認します。 ヒーターが効きにくいネックですね。 ハイポジション起きが戻ってしまいます。

指板を削る方法と、フレット溝を狭めてフレットの脚でネックを指板側から拡げる手法を使って補強していきましょう。 先にフレットを抜いてから最後のヒーター修正をして一気に打ち替えます。

弦を張ってみた

ボディ側のジョインと穴が狭くネジ穴が切れてしまっています。 ここはネジが素通りするのが正しいです。

ジョインと穴が狭い

塗装が欠けないように面取りしてからネジの直径より少し広めに拡げました。

面取りと穴拡げ

もとから入っているシムはこんな感じです。 この状態でネックのジョイントネジを締め込むと、ネックのハイポジションを順反らせる方向に力がかかるので、シムを作り替えます。

シム

ネジが通る位置に新しいシムを入れます。

新しいシム

ネック側のジョンと穴です。 ここはメイプルがはがれがちですね。 補強しましょう。

ネック側のジョイント穴

ネジ穴の中を低粘度の接着剤で固めて補強しつつ、面取りしました。 このネジ溝を複数切らないために、ボディ側のねじ穴はスポスポと素通りする状態で手応えが確かめられるようにしておく必要があるわけです。

面取りと補強

フレットを抜きました。 はがれる指板を低粘度の接着剤で補修しました。

フレットを抜く

その接着剤を取り除く研磨をしました。 まだ指板にダメージがありますね。 エボニー指板は硬くもろいのでこういう感じになります。 これを補修します。

フレットを抜いたところ

フレット溝を埋めていきます。

フレット溝を埋める

これを研磨したところがこちら。

フレット溝がきれいになった

ここから最後のヒーター修正に入ります。