エッジをとがらせたリアルセルロイドピックガード

ギターパーツ販売でおなじみモントルー社取り扱いの「リアルセルロイドピックガード」という商品があるのですが、このピックガードのエッジを通常の45°くらいから30°くらいまでとがらせるという加工サービスを提供しています。

フェンダー系ベースをビンテージベースに近づけようとするとに一番困るのがベッコウ柄ピックガードです。 レリックのベースでもどうしてもピックガードが浮いてしまいます。 これがストラトならミントグリーンで良いので何とかなるのですがベースはそうはいきませんね。

先日エッジ加工させていただいたピックガードを取りつけたベースのお写真をお客さまから頂戴しました。 このピックガードに交換するとビンテージベースに近づけることができます。

エッジをとがらせたリアルセルロイドピックガード

とてもカッコいいですね。 気に入っていただけて本当に良かったです。

同様の加工が必要な方はこちらのメールフォームから御相談下さい。


ピックアップと弦の距離について

ピックアップと弦の距離は取り付けネジを回すことで調整が可能です。 距離によって音量が変わりますし、音色はネジを90°くらい回すだけでも変化が聞き取れますね。

ピックアップと弦の距離は近づけすぎると問題が発生します。 最終フレットを押さえたときに弦はピックアップに一番近づきますが、その時に弦がピックアップの磁力に引きつけられすぎると「ウワンウワン」とうなってしまうのです。

さらにオクターブチューニングもずれてしまいます。 特にフロントピックアップの影響が強いのですが、例えばこのギターのフロントピックアップは弦に近づきすぎです。

ピックアップが高すぎる

最終フレットを押さえながら調べていったところ、このギターのピックアップはこのくらいの設定が限界でした↓

ピックアップの高さの限界

ピックアップを下げていくと、ネジを回してもピックアップが下がらないことに気がつくことがあります。 ネジがピックガードから浮いていますね↓

ゴムがへたっている

こういう場合はネジに通してあるゴムチューブを新しいものに交換する必要がありますね。 もし機能性重視なのならバネに交換するのがオススメです。