トムホームズのピックアップを取り付ける

久しぶりにトムホームズを見ましたね。 5000ターンのものと5500ターンのものですね。 ターン数の多い方をリアに付けるのが一般的です。

トムホームズ

元のピックアップを外したところの写真です。

元のピックアップを外した

4芯線で2つのコイルからそれぞれホットとコールドが出ています。 多芯シールド線のクロストークについて気になっているのでまたコラムを書きたいですね。


導電塗料を塗ったキャビティ

導電塗料を塗って欲しいということで久しぶりにお預かりしたギターです。

開けてみたらもう塗ってありますね。 と言うか以前うちで塗り直したような。

導電塗料を塗ったキャビティ

これでもノイズが気になるというのは、ジャズマスターのピックアップのコイルが平たい形状で、電磁波を取り込むループアンテナの面積が広いことに、おそらく依存しています。

ピックアップの表面に銅箔シールドを追加しても良いかもしれませんね。 シールドをすればするほど、アースされた導体が信号ラインに交流的に接近し、静電容量を介して高域をショートし、音がまろやかになる傾向があるので、作業前にちょっと相談しましょう。


棚をDIY

久しぶりにインフラ系DIYです。 先日のコールドブースト問題があった時にPCに埃が結構詰まっていることに気が付いたのです。

ほとんどは、先日引退した超音波式加湿器からでた水道水のミネラル分だと思うのですが、ノートPCの下に敷くタイプのファン付きの冷却パッドが、机の表面から集めてしまったゴミも含まれている可能性もあります。

で、以前使っていた棚板に穴をあけて棚の下から上へ風を送るファンを再利用しようと思いたって、その棚板を動かしたあとに同じところに設置する棚板を買ってきました。

棚の材料

もう何を言ってるのか分かりませんね(笑)

まずは着色しましょう。 うむ、これは何やら開業したころの初心を振り返ることができる作業ですね。 うちの開業を支えてくれた業界の偉大な先輩を年末に亡くしてしまったところなので、気合いを入れて工房をバージョンアップしましょう。


フレットのすり合わせをします【弦高が下がらないPBの修理-7】

最後の仕上げですね。 フレットをすり合わせます。

今日の昼間に告別式に行ってきたのですが、このブログを読んでは電話でそれについて話してくれる人だったので、しばらくは記事を上げるたびに「読んで返事の電話くれないんだなあ」と寂しく思う日が続きそうです。

時々思い出してはポロポロ泣きながら作業しました。 情緒不安定おじさんです。

フレットのすりあわせ

とは言え職人ですから手を動かしてナンボです。 フレットをピカピカに仕上げました。

フレットの仕上げ

この状態で弾きやすくセッティングしていきます。 もうすぐ完成です。

 


国分寺へ

とてもお世話になった人が年末に亡くなってしまいまして、お通夜と告別式に参列することにしました。

普段行くことのない国分寺へ。

国分寺へ

お通夜のあと集まった人と食事して帰ってきました。

通夜帰り

7日のお昼から告別式。 うちの業界はこれが終わってから新年の初仕事といったムードです。

お世話になった分、仕事で返しましょう。 今年も1年頑張ります。