バインディングのはみ出したところを削って仕上げました。
見た目が完成に近づいてきましたね。 オイルフィニッシュしたところが少し乱れたので生地研磨とオイルを部分的にやり直します。
仕事はしているのですが、ブログに出せるものがなかったので、先日のヘッドホンアンプ作りの続きです。 今のところ家にあった部品だけで作っていて、定数が固まったら音響用部品に交換しようかなと思っています。
フィルムの0.1μFもでてきました。 これもジャンクで一袋いくらで買った物。 ひところこういうコンデンサがディスコンになるといわれていたので買ってありましたが、ルビコンブランドとかで流通していますよね。
いろいろと組み込んでみたところがこちら。
裏側はこんな感じ。 電源周りを1点に集めることもできるし、電流のリターン経路を考えてこうすることもできたし、アレンジはいろいろありそうですね。 聞いて違いがあるのかは分かりませんが、こだわるのは楽しそうです。
透かしてみたところ。 とても好きな感じです。 一部の部品の並びは暫定ですが。
ケースにはどんな感じに入るのでしょうか。
何となく前面にインプットとボリューム、そしてアウトプットがあって、裏側に電源のインでしょうね。 電池でも動いた方が良いのか。 LEDはいるのかとか・・・。
まだ付いていない部品とかもあって、もうちょっと基板の方を煮詰めます。
JFETのドレインとソースは入れ替え可能だと思って逆向きに付けましたが、ゲート~ドレイン間とゲート~ソース間で寄生容量の値が違うことに気が付いたので、そろえてコンデンサを一緒にした方がいいとか、細かいことに後から気が付きますね。
(後日談→ データシート上のCissとCrssの値が違うので寄生容量に差があると考えたのですが、グラフまでよく見ていると、やっぱりドレインとソースを入れ替えてつないだらドレインとソースが逆になって結局、寄生容量も入れ替わって特性が同じになるような気もしてきます。 なので逆向きに配置しても問題ないかも知れません。 とは言っても、基板上の見た目が左右対称になるだけのために、電気的特性が左右で同じにならないリスクを取るのも意味が分からないので、むりに逆向きに付けるのは止めました。
あと、真空管アンプの回路図を見ていて気が付いたのですが、P-G帰還に高域を改善するために数十pFのコンデンサを足しているのをあまり見かけないので、寄生容量とミラー効果による高域ゲインの低下を「真空管の音は暖かい」と言っている場合までありえそうです。 音の硬いヘッドホンであれば疑似三極管化FETのRsにコンデンサを並列に足さないという作り方もありそうですね。 個体差があるはずなので選別の問題が出てきそうです。 もう難しくて自分でも何を言っているのか分かっていません。)