修理方針を検討する【ブラックのマーティンの弦高調整-1】

マーティンをお預かりしました。 年末に一度お預かりしたのですが、体調不良のために一度お返ししまして、お預かりし直した1本です。

年始にお断りした楽器のお預かりももうすぐできそうですね。

マーティンのアコギ

ナット溝の高さがバラ付いていまして2弦と6弦が高いですね。 他はアコギにしては少し低いのかも知れません。 ただ、今回は多少ビリつくくらいに弦高を下げたいということなので問題ないと思います。

エレアコとして割り切ったセッティングを目指すというか、ピックアップで拾ったときにおいしいジャリッと感がでるところまで弦高を下げたいとのことで、1弦1.5mm~6弦1.8mmくらいが理想だそうです。

2弦6弦のナット溝が高い

6弦が3㎜くらいあるんですね。

弦高が高い

ネックは反っていません。 ボディが膨らんでいるわけでもないので、サドルで下げるということなのですが、結構削ることになりますね。

サドルを削って、ブリッジの上面を削る必要が出てきたり、それにともって溝を深くしなくてはいけなくなったりと、作業が広がりそうな気もします。

その場合はスチュマックの便利治具を個人輸入するのでしょうか。 やりながら考えましょう。

サドル部分

ストラップピンも付けることになっています。

ストラップピンも付ける予定