先日修理したワイヤレスヘッドホンですが、また取れてしまいました。 もういっそこの回転機構をころしてしまって、ガッチリ接着してしまいましょうか・・・。
で、何となく出してきた澪フォン(AKG K-701)と以前自作したヘッドフォンアンプです。
久しぶりに使ってみると何やらいいですね(笑)
出力段はホイートストンブリッジを利用した回路になっています。
ヘッドホンアンプを自作するときにこの方式を使うと、電流を吐き出すのが得意なオペアンプICを、高精度なオペアンプICの帰還ループの中に入れて使うことができるのです。
電流アンプがヘッドホンのコイルをドライブするので、電圧アンプは帰還ループを使って高精度な指示を出すことに専念します。
トランジスタで複雑なバッファー回路を組まなくても、IC2個だけで歪み率の低いヘッドフォンアンプを自作できてしまうという斬新なアイデアなのですが、これを考えたヘッドホンアンプ自作界隈の人達は天才ですね。
エネループ駆動するために電圧アンプはとりあえずLT1112、電流アンプはAD8532を差し込んであります。
電源はエネループ4本で、TLE2426というレールスプリッタICで仮想グラウンドを作ることで、正負電源化してあります。 全部ICだけでシンプルにできています。
中身を見ていたら、いろいろ部品を変えてみたくなってきてしまいました。 新作を作るとしたらどうするか構想を練りましょう。