動くのかどうかは分からないレールスプリッター回路図

TI社のICが入手困難になっていくとすると、簡単で便利なレールスプリッタIC、2426もなくなるのではないでしょうか。

レールスプリッタという、プラスマイナスの電源の中点に仮想グラウンドを作る回路はに、いろいろ発展系があります。

抵抗で分圧して大容量コンデンサを付けるだけの方式、そこにオペアンプを追加して仮想グラウンドをバッファする方式、そのオペアンプの帰還ループの中にさらにディスクリートでバッファを組む方式、オペアンプの帰還ループの中にバッファICを入れる方式、ディスクリートで上下対称のカレントミラー回路を組む方式・・・

どれもいまひとつ、わざわざ自作するほどの魅力を感じないなあと思っていたらこんな回路図が思い浮かびました。

動くのかどうかは知りません(笑) もし作る人がいたらあてはまりそうな定数も自分で調べて下さい。

レールスプリッターを妄想する

ホイートストンブリッジの中に閉じ込められたオペアンプが反転入力と非反転入力の電位をゼロにしようと電流を吐き出すことで、左のアンプの負荷がほぼゼロになって性能が上がるという仕組みのレールスプリッタです。

無難に大容量な導電性固体アルミ電解とか付けておけばたぶん動くのでしょうし、性能も悪くないのではないでしょうか。 RとLとアースが3極全部Class-AA方式になるヘッドホンアンプって変わった回路だし、作るのも難しくないので自作する楽しさがありそうだなと思いました。

まぁ、分圧抵抗と大容量コンデンサだけでも動くわけで、もはや自己満足でしかないかもしれませんが、それこそが自作電子工作の楽しさでもあります(笑) いつか作ってみたいですね


突き板を削る【ネック折れ修理の実験-13】

貼り合わせた突き板を削っていきましょう。

はみ出したところを削る

のみで整えます。

はみ出したところを削る

だんだんと形が見えてきます。

形が見えてきた

すごくいい感じになりました。

ほぼ形ができた

横線がたくさん出ているところを隠すために、突き板1枚分ヘッドを薄くして、もう1枚貼ってから同じことをするのでしょう。 この作業はやっていても面白いです。


知らない間にTI(テキサスインストゥルメンツ)の商品が入手困難になっていた話

アルミットのハンダを通販するついでに、オペアンプなどをチェックしていて気が付いたのですが、TI社の商品が秋月電子などのパーツ屋さんに出回らないように流通方針が変わってしまっていました。 どうやらもう1年も前の出来事だそうです。

知らない間にTIのパーツが入手か困難になってた

きっとバーブラウンのOPA~とかもですよね。 普段そんなに使っていないからよく知りませんでした。 みなさんマウサーとかで通販しているのでしょうか。

そのうちにリニアテクノロジー、アナログデバイセズ、新日本無線とかしかなくなっちゃうんですね。

そのうちまたヘッドホンアンプを自作したいのでよく見ておかないといけません。


確定申告をしましょう

自律神経の失調がひどかった 1月頃は自分で確定申告ができないのではないかという心配があって、税理士さんを探そうかとも思ったのですが、ずいぶん良くなったのでがんばりましょう。

世の中には事務処理がまったくダメなタイプの発達障害を抱えた人とかもいるらしいですが、自律神経がおかしくなって気持ちがちょっと分かるようになりました。

確定申告をしましょう

と、意気込んでいたら、今年はコロナウイルスの影響で期限が1か月伸びたようですね。

まあいつも通りやりましょう。 寒さが緩んできたこの季節のお昼間に王子税務署までお散歩するのは、気持ちを新たにするのにとても良いのです。


久しぶりにヘッドホンアンプを自作したくなった

先日修理したワイヤレスヘッドホンですが、また取れてしまいました。 もういっそこの回転機構をころしてしまって、ガッチリ接着してしまいましょうか・・・。

また取れた

で、何となく出してきた澪フォン(AKG K-701)と以前自作したヘッドフォンアンプです。

澪フォンとClass-AAヘッドホンアンプ

久しぶりに使ってみると何やらいいですね(笑)

LT1112とAD8532

出力段はホイートストンブリッジを利用した回路になっています。

ヘッドホンアンプを自作するときにこの方式を使うと、電流を吐き出すのが得意なオペアンプICを、高精度なオペアンプICの帰還ループの中に入れて使うことができるのです。

電流アンプがヘッドホンのコイルをドライブするので、電圧アンプは帰還ループを使って高精度な指示を出すことに専念します。

トランジスタで複雑なバッファー回路を組まなくても、IC2個だけで歪み率の低いヘッドフォンアンプを自作できてしまうという斬新なアイデアなのですが、これを考えたヘッドホンアンプ自作界隈の人達は天才ですね。

エネループ駆動するために電圧アンプはとりあえずLT1112、電流アンプはAD8532を差し込んであります。

電源はエネループ4本で、TLE2426というレールスプリッタICで仮想グラウンドを作ることで、正負電源化してあります。 全部ICだけでシンプルにできています。

中身を見ていたら、いろいろ部品を変えてみたくなってきてしまいました。 新作を作るとしたらどうするか構想を練りましょう。