リテーナーが浮いていたので、ナット上での弦の角度がお好みに合うようにリテーナーのスペーサーを作りました。
それにともなってネジは長いものに交換しました。
指板が縮んでフレットの端が飛び出しているので削りました。 この後フレットの角を丸めました。
きれいに仕上げたところがこちら。
アメリカ製の本家バダスはねじ穴の位置が定まっていないものもあるようで何が付くか分かりません。 PR-02にM3のネジ溝を切った特注品はネジの位置が合わなさそうです。
01の弦溝無しはネジの穴位置が合いそうです。
これなら使えそうですね。
Eリングを飛ばさないようにしましょう。
お客さまのケースにあったEリング。 部品として買うならこういう物になるようです。
アンカーの打ち込まれた位置との兼ね合いで、ブリッジが1弦側↔6弦側方向に結構動くので、演奏中に手の力がかかってズレないように1弦側にバダスを押しつけた状態で溝位置を決めることにしました。
こんな感じで無事に取り付けられました。
両サイドに2本あるオクターブネジがかなり動きやすいのでロックナットで固定しておこうかと思います。
弦がなじんだら弦の溝の深さを調整します。 3弦は弦が太くて、サドル上の角度もきついので、弦が曲がりきれず浮き上がるような形になりがちです。