センターを直した【フェンダージャパン3TSBストラトのリフレット-13】

トレモロの位置はボディのキャビティのセンターの延長線上にあるのですが、ネックのセンターと合っていません。

センターズレが気になる

ネックの向きを合わせると、ポケットの6弦側に隙間ができます。

隙間がある

気になるので突き板を張ってみました。

突き板を張った

ピックガードはこのギターに元から付いていた物ではないようで、ネックのセンターとは合っていたのですが、ネックの向きをなおしたらズレます。

ピックガードもずらした

あちこちがずれたまま穴をあけていくのはむしろややこしいので、ピックガードも動かして足りていなかったネジも取り付けました。


ボビンを清掃する【断線したジャズベース用のピックアップ3個の巻き直し-2】

断線しているコイルを全て取り除きました。

コイルをカットした

ワックスやラッカーでコイルやボビンを固定してあるので、エンボスヒーターや溶剤で掃除しました。 この過程が結構大変ですね。 内側へ飛び出たハトメを叩いたり引っかかりそうなところを磨いたりします。

ボビンの清掃と絶縁

古いJBのピックアップは巻き始めがホットになっていますので、ポールピースを触ったときのノイズが大きいです。 特にワイヤーの皮膜が削れてポールピースとショートしたらさらにノイズがひどくなります。 せめて絶縁をしておきましょう。

ちなみに巻き終わりがコールド(アース共通)なので外来ノイズに対してはシールド効果があります。

コイルを巻いていきましょう。


牛骨ナットの取り付け【フェンダージャパン3TSBストラトのリフレット-12】

ナット溝の中の、古い接着材を取り除きます。

ナット溝の清掃

オイル漬けの牛骨ナットを粗加工します。

ナットの粗加工

ナットを接着しました。

ナットの接着

チューニングが不安定な原因はリテーナーのスペーサーがないまま中に浮いていたからだと思いますが、ペグのブッシュの内側にトルク安定剤を塗ってみました。

ブッシュ

トルク安定剤は主にトラスロッドナットに使用していますが、他にもこういったいろいろな使い方があるように思われます。


配線を描き出した【moonのストラトタイプのフレットすり合わせ-5】

挙動に謎が多いスイッチ部分の機能が分かりました。

配線部分

ボリュームのプルで全てのピックアップがタップされます。

配線を描き出した

トーンをプルするとフロント側からフロントとリアのハーフトーン、全てのピックアップのパラレル、センター、全てのピックアップのパラレル、フロントとリアのハーフトーンとなっています。

タップを3パラにすると音がすごく小さくなります。 正常な動作ならサウンドバリエーションとしてこのまま残すという考え方と、あまりにも特殊な挙動なのでなくしてしまうという考え方がありそうです。

ポットとスイッチがバリバリいっているので交換したいです。 レバースイッチは基本的に長寿命なので問題ないですね。