配線を進めます。
やっとギターらしくなってきました。
形が合っていないピックガードを削って合わせていきます。
フェンダーメキシコのRoad Wornのジャズベースです。 ネックをオーバーホールします。
ハイポジションに順反りがあります。 ネックの材木は柔らかめで、トラスロッドは7フレット付近に効いています。 なので残ったハイポジションに順反りが出るという感じでしょうか。
フレットを打ち替える中でハイポジションを逆反り方向へ持っていきたいところです。 トラスロッド自体は効いているので良くなりそうな気がします。
ブッシュの浮きがあります。 特に4弦ですね。
どのブッシュも接着材で固定されているのですが、4弦は接着材が詰まっています。 エポキシ系でしょうか?
接着材が盛り上がっていてむしろ押し込めません。 ヘッド面側がゆるゆるで、奥が接着材できつくなっていますが、手前が緩いと弦の張力でブッシュが傾きがちなので入り口側を突き板などでせまくした方が良いですね。 接着材を取り除くところから作業していきます。
シムが入っています。 薄いものなので、ハイポジションの順反りが直ったらいらなくなるかも知れません。
トラスロッドナットにはトルク調整剤を塗っておきます。
フレットを抜きました。
ブッシュを直して、弦を張って指板上の反りがどうなっているか詳しく見ていきましょう。