配線を開始【フェンダージャパン3TSBストラトのリフレット-15】

元の配線がこちらです。 トーンにBカーブが使われていたりどうなっているのかよく分かりません。 ミドルトーンに500kΩAカーブがあるので、ボリュームに使いましょう。 リアがハムバッカーになったので都合が良いです。

元の配線

もうひとセット、もし部品として使えればということでお預かりしたものがあります。 こちらもトーンにBカーブが使われていました。 使える部品を選んで組み合わせましょう。

予備で送ってもらった配線

汚れを清掃します。 写真は酸化したスライダーをコンパウンドを付けた紙で研磨しているところです。

分解清掃

トルク安定剤、導電性グリス、ポリαオレフィン系オイルなどを駆使して合体します。

各種グリス・オイルを塗る

配線を組み直していきましょう。

組み直す

ストラトの基本的な配線は完成しました。

ストラト配線ができた

ピックアップを付けていきます。


ネック周りの修正【Bill Lawrenceテレタイプの修理-2】

ネジ穴の間隔は67mmくらいですね。

67mmくらい

こちらは65mmくらい。 ネジもネジ穴もそのままポン付けすることができれば交換してほしいということでしたが、これは無視できないので止めることに決めました。

65mmくらい

リアピックアップのネジから不要なアース線が出ています。 アースと共通になっているコールドの線(黒)から銅メッキされたエレベータープレートにつながっているのですでに弦までアースはつながっています。

ピックアップの高さ調整をする度にグルグル回って切れる恐れのあるアース線はショート系の音出ずトラブルの原因になりますので外します。

不要なアース線がネジにハンダ付けされている

ネックの傾きを修正するためにバルカンファイバー製のシムを入れました。

0.3mmのシムを入れた

ノブのネジによってローレットシャフトが潰れていたところは、なんとか折れずに開くことができました。 スペーサーを入れつつ、ネジの向きも工夫して取り付けをやり直しました。

スプリットシャフトは直った

ネックのネジ穴を1カ所埋めるのメイプル製の木栓を作ります。

プラグを作る

ネジ穴を埋めました。