Sonic ターボJベース TJ-202 の取り付け

電装系を交換したいそうです。 フルアップポットを使ったエッジの効いたサウンドにしつつシリーズ・パラレル切り替えスイッチ付きにします。 SonicのTJ-202に交換しました。

TJ-202の取り付け

メーカーサイトにもアナウンスを発見できなかったのですがFV-13というフルアップボリュームが使われています。 ボリュームを片側絞るときのテーパー(回し具合に対して音量がどのくらい変化するか)を調整するためにBカーブを使用しているようです。

FV-13

FV-13単体の販売はないのかも知れませんが、フルアップブレンダーで250kBを使用しているから部材があるので作れるということかも。 Bカーブのフルアップボリュームが必要な人はメーカーに問い合わせれば250kΩに限っては売ってくれるかも知れませんね。

どのみちフルアップしたら無限大Ωになるので、めったに半端に絞らないなら500kΩでなくても良い人も多いのでは無いでしょうか。 ボリュームは抵抗値が大きいほど絞ったときのハイ落ちもするのでフルアップボリュームに限っては250kΩで良いという考え方もあって良いと思います。


すり合わせ【レスポールスペシャル(20240607お預かり)のナット交換-2】

フレットすり合わせを進めていきましょう。

マスキング

大まかにフレットを削りました。

フレットを削る

丸めておきます。 この段階では粗加工です。

丸める粗加工

一度弦を張ってみます。

弦を張ってみた

フレットを削ったおかげで2~3フレット間を押さえたときに1フレットと弦の間に隙間ができました。 このまま使えないことはないですね。

隙間がないわけではない

弦を張ってギターを演奏時と同じ角度に抱えた状態でフレットのすり合わせをします。 ここでしっかり精度を出しておきましょう。

弦を張った状態ですり合わせ

隙間ゲージで測ってみます。 やっぱりナット溝の深さは深めです。 ギリギリを攻めるならこれでも使えますが、アコギも弾くギターボーカリストなら交換してしまった方が良いかもしれないですね。

ちょっと低い

ビリつきについては弦にも問題があるような気がします。 しっかりめにフレットの痕が付いています。 巻き弦が緩んだときのような音がします。

ちょっと低い