プラスティックパーツのレリック加工をしました。
穴位置を決めたのですが、ちょっと違う気がしてセンターから取り直したり裏でいろいろしていたこのギター。 やっと決心が付いたので穴をあけました。
アンカーを埋め直します。 オクターブチューニングの位置を考慮して、元のアンカーの位置より1mmほど後ろに下がっています。12mmのメイプル材で埋めてあるので2mmくらい輪っかの形に補強が入ったことになります。
センターはバッチリ出ているようです。
トレモロの可動域は問題なさそうです。
リテーナーの下に3mmくらいのスペーサーが欲しいです。
ブラスパイプを切ってスペーサーを作ります。
ペグを確認しておきます。 3弦がナットに引っかかっていて動きが悪いのですが、ペグの方は問題なさそうです。
ガードを乗せたところがこちら。 やっぱり既存の平板を使うとフェンダージャパン感が出ますね。 一旦これをつけてお返しして弾いておいてもらいましょう。 良い感じのガードが作れたらまたお預かりします。
配線を目視でチェックしました。 各種ボリューム&トーン、ジャックなど全てがアルミシートを通じてアースされているのでガードを付けないと音出しチェックできません。
つまり部品の取りつけが緩んだら音が出なくなったり、ツマミを回しても聞かなくなったりします。
ポケットの形状をボディに合わせました。
ボディ側のねじ穴がズレているところについては、アルミシートが押し広げられて変形しているので、ピックガードが浮かないように整えました。
ピックガードなどの部品についている保護シートが剥がれないことってありませんか? そういうときはこちら。 ホームセンターに売っているブレーキクリーナーです。
ポリ袋に入れてブレーキクリーナーを適量吹き込みます。 乾かないように袋を閉じて20分くらい放置しておくと保護シートが浮き上がってきて簡単に剥がれます。