ピックアップのコイルを巻き取る【ジャガーベースの配線改造-11】

登載するプリアンプの製作が進んできたのでピックアップも用意しておきましょう。

既に組んであったボビンです。 ポールピースとコイルワイヤがショートしないように絶縁しておきます。 ワックスが染みこみやすいように中央を開けてあります。

ポールピースを絶縁する

コイルはフォームバー皮膜線とエナメル皮膜線の2層構造になっています。

コイルの巻き取り

ハトメ部分のアップです。

ハトメ部分

金色のフォームバー皮膜線の方がコールド側。 中央にタップ線が出ていて70年代風のブライトなサウンドを出力します。 黒っぽいエナメル皮膜線が付いている側のハトメが60年代風のファットなサウンドを出力するところです。

くわしくはBirdcage ハイブリッド・JBピックアップのページでご覧下さい。


基板の製作を始める【アウトボードプリアンプ「tram」の製作-2】

ゲロンゲロンのミドルを出すためのBCP-2Mをエポキシ保護塗装中なので、ドンシャリの方を担う初期型スティングレイのレプリカプリアンプ基板を作っていきましょう。

基板の製作を始める

生基板をカットして、穴あけ、マーカーでレジストを塗ってエッチングしていきます。

基板をカットした


指板を削ってみる【Navigatorのストラトタイプのネックをオーバーホールする-4】

フレットのところだけ塗装が残っている状態なので軽く研磨してみました。

トラスロッドを回していくと6フレットあたりをピークに逆反っていきます。 これがハイ起きの原因とも言えます。

6フレットにピークがある

6弦を真っ直ぐにすると1弦側の方が先に逆反ってきます。 ピークの位置もずれているので先にある程度直しておきました。

1弦側と6弦側でピークが違う

弦を張ってどうなっているのか確かめて、必要そうならヒーター修正に進みましょう。


ホワイトノイズで試す

40Hzをピークに局所的に効くように作ったはずのプリアンプですがホワイトノイズマシンで調べても効いているように見えません。

ホワイトノイズで試す

他のイコライザーでは50Hzが効いているのでやっぱり何か計算が間違っていたのでしょうか。

50Hzは聞いているのがわかる

設計を調べ直しましょう。

ホワイトノイズマシン思っていた以上に便利ですね。 安眠用BGMにも波の音などの環境音トラックの製作にも使えますし、これは作って正解でした。