今回でついに完成です。 このギターの修理記録はこちらからまとめてご覧頂けます。
弦を交換して弦高調整とオクターブチューニングのチェックをしました。 ナット溝に追いグリスをしておきます。
これで完成で良いでしょう。
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弦を交換して弦高調整とオクターブチューニングのチェックをしました。 ナット溝に追いグリスをしておきます。
これで完成で良いでしょう。
ジャガーベースをお預かりしました。
こちらが送って頂いた部品です。 ピックアップと弦とスライドスイッチ3個です。
確かにこのスイッチポジションでしか音が出ませんね。
こっちはアクティブサーキットのコントロールです。 9ボルトの乾電池が抜かれているので動きません。 ピックガードの下にプリアンプ基板が入っています。
ジャックも錆びていますのでここは交換した方が良いですね。
オクターブ調整もやった方が良さそうです。
4弦がこれ以上下がりません。 触った感じでは弾きにくくはないですけれど12フレット2.5mmくらいあるので数値的にはもう少し下げたいところです。
ローポジションがうっすら逆反るくらい締め込んでハイ起きが残っている感じなので、ローポジションを真っ直ぐくらいまで緩めるとするとハイ起きですね。 弦高をこれより下げなくても良いならこのままでも良いかもしれませんが、振動系から良くしたい場合は、ヒーター修正とフレットすり合わせをするともっとコンディションが良くなるポイントです。
コントロールアッセンブリーを開けていきましょう。 プリアンプを交換するならここは全部外すことになるのでしょうか。
ジャガーベースって配線がいっぱい出てくるベースですよね。 こっちはパッシブのマスターボリュームとマスタートーンです。 このセクションはプリアンプより前に入っているのでしょうか。 ボリュームの青い出力線がピックアップセレクターの方で外れている線でしょうか。 よく見ないと何がどうなっているのか分かりません。 もともとはどうなっていたのでしょう苦笑
ピックアップのスイッチです↓ パッと見ただけで2~3本外れています。 スイッチの故障というよりハンダが外れたとかメッキ線が折れたとかそういうトラブるように見えますね。 線が多すぎてハンダ付け失敗しているのでしょうか。
トラディショナルな2本線のピックアップです。 もしかしたらうちのBirdcage ハイブリッド・JBピックアップに交換するかも知れません。
ボディマウントと複数のパネルマウントであっちこっちにいく配線のサクラダファミリアみたいなベースですね。
このベースの修理記録はこちらからまとめてご覧頂けます。
ワーウィックの5弦フレットレスベースです。
もともとフレッテッドだったようですね。樹脂か何かで埋めてあるのでしょうか? 埋まりきっていないところと、指板材が痩せて出っ張っているところがあります。 ビリつく原因にもなっています。 埋め直して指板研磨したいです。
トラスロッドはおそらくツーウェイが入っていてパイプレンチで7回くらい締め込むと多少のハイ起きが残りつつローポジションは真っ直ぐに近くなる感じです。 少し負担が大きすぎる気がするのでヒーター修正から試してみます。
ナットの表面にヤスリの傷が残っていてワイルドですね。
弦を外してみました。 1・3弦の弦溝に穴があります。 初めて見たのですが、こうするとメリットがあるとかいう流派があったりするのでしょうか?
もしかして樹脂ナットにありがちなモールドの穴↓があって、フレットレス加工してナット溝を下げたら穴が出てきてしまったのでしょうか。 だとしたらブラックタスクの大きいサイズのものに交換してもいいかもしれません。
ペグが緩いのでロックナットを締め込もうとすると動きます。 引きずったような跡がありますね。
こういう感じになっています↓
ペグが細くて
穴が広いから
隙間ができて動いているようです。 チューニングを安定させるためにも、穴の3~4方向に0.5mmくらいの薄板を貼って穴の中央にペグを取り付けられるようにして、ネジ穴も直した方が良いと思います。 ネジ穴がグニャグニャ押し広げられているようです。
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