ネックポケットの検討【78年製テレキャスターのチューンナップー27】

隙間を調べます。

隙間チェック

ネックが丸まっているのでネックの型取りでテンプレートを作ってトリマーで削る作戦は向いていません。 手加工で行きましょう。

隙間チェック

ピックアップキャビティのセンターを確認します。

ピックアップキャビティのセンター

ブリッジは裏通しなのでここから大きく動きません。

ブリッジのセンター

ピックアップのセンターを通過するようにセンター治具を置いてみます。 ネックの付け根の部分はずれていないようです。

センター治具を合わせる

6弦側に首を振っていることが分かります。

ネックの振り具合

ということは6弦側の隙間は先端に行くほど拡がりそうです。 それを見越して薄板を貼りましょう。

6弦側の隙間は拡がりそう

ピックガードは大きく動かさなくて良いので、外周のラインと合わせたり、コントロールパネルのネジがキャビティに落ちないように、傾きだけ少し変えれば良い位置に付きそうです。

埋まったままの方が塗装屋さんも水磨ぎし安いと思うので、新しいネジ穴はあけずに塗装に送るのが良いかもしれませんね。

ピックガードなどはほとんど動かさない

ネックを首振り方向に動かすので、ネックにあいているジョイントネジはヘッド側2個を埋めてあけなおす可能性があります。

ネックジョイントのネジは埋めるかも


チェック【フェンダーメキシコ製デュオソニックのピックアップ交換-1】

フェンダーメキシコ製のディオソニックです。 私もスクワイヤのデュオソニックが好きで弾いているのでこのモデルを見ることができて嬉しいですね。

フェンダーメキシコデュオソニック

もともと付いているこのピックアップを・・・

ピックアップ交換する

ディマジオに交換します。

持ち込んで頂いたディマジオ

今回はそれ以外は何もしないでピックアップだけ交換してどうなるか、というのがテーマです。


ご要望の整理【Orvilleのレスポールスタンダードの改造-1】

黒いOrvilleレスポールです。

Orvilleのレスポールスタンダード

トラスロッドでネック調整してみましたけれど、なかなかコンディションの良いネックです。

ロッドナットのグリスアップ

ナット交換するついでにフレットのすり合わせもします。

すり合わせとナット交換

持ち込んでいただいた部品です。エスカッションはこれに似たものをつけるという意味でうちにあったものを置きました。 黒ゴールドのパーツが増えてレスポールカスタム風のデザインになります。

持ちこみ部品

配線は全ての部品がノイズを放っていますので、CTSポットメトリック、B500kΩに交換します。 ジャックはスイッチクラフト製のものを使います。

配線部分

ネックコンディションも良さそうですし、思い入れのあるギターなようですし、格好いいギターになると良いですね。