基板を試作する【The Chipを使ったディストーションの改造-2】

歪みの前段に入れているブースターを2段直結にしたらどうなるのか調べてみたいので基板を作ります。

基板を試作してみる

基板パターンを考えて透明な材質のものでテンプレートを作ります。

基板パターンを作る

生基板をカットします。

基板をカット

穴あけをします。

基板の穴あけ

基板パターンをレジストペンで描きます。 この時にパターンを裏側から見られると便利なので、透明なテンプレートを作っています。

レジストペンで描く

エッチング液に漬け込みます。

基板のエッチング

レジストを拭き取ります。 ブレーキクリーナーで落とせます。

レジストの掃除

背の低い部品から順番にハンダ付けしていきましょう。

部品の取り付け

完成した基板。

基板が完成

取り付けてみます。

取り付けてみる

トレブルブースターのコンデンサは1μFまで増やせるようです。 効く周波数が下がることでよく効くように聞こえるはずです。

1μFまで増やせそう

この部品ですね。

部品を交換

で、音を出してみてどうだったかというと、全くダメでした。 ダイオードクリッパーの歪み段に入る前にゲインが上がりすぎて、FET2段直結増幅のところでファズとして機能するだけでダイオードクリッパー部分がハイゲインになりません。

考え方を根本から変えないといけないようです。


Baritone Boxの改造

年末に作ったバリトーン回路につけたツマミが良かったので、以前製作したものにも付けてみようということになりまして、お預かりしました。

半固定抵抗を接着します。

半固定抵抗の接着

これ以外にも抵抗を1本付けました。

配線

これでバリトーンのミッドカット具合を微調整できるようになりました。 音量が下がりすぎないので使いやすくなります。


Power Distributorの製作

以前、モントルーから販売されていたEarly Birdブランドのパワーサプライが欲しいという方からご注文いただきました。

1台、同じ仕様のものを製作します。 部品を並べてみました。

Power Distributorの部品

ケースの穴あけ加工をしたところ。

ケース加工

基板の製作です。

基板の穴あけ

組み込みました。

組み込み

ACアダプターを仕入れてチェックしましょう。