PGアッセンブリーの製作

ストラトのピックガードアッセンブリーを製作します。

まずはプラスティックパーツのレリック加工から始めます。 今回は50年代風なので樹脂パーツが丸まった感じを出してみました。

樹脂パーツのレリックから

こちらはたま~にしか見つからない、ねじタップを切り忘れられたCRLの5WAYスイッチです。 6×32のタップを立てました。 ねじ溝ってこういう工具で作るのですよ。

タップが立っていないCRL5ウェイスイッチ

配線の下準備です。 ポットごとにあらかじめハンダ付けしておく部分を先に済ませます。

配線の下準備

配線が完了したところがこちら。

アッセンブリーが完成

なかなか綺麗にできあがりましたね。


買ってきた物

アイボリーのアクリル板です。 これはミントグリーンのピックガードになじむフィンガーレストにします。

アイボリーのアクリル板

こちらはバリトーンスイッチになる部品です。

バリトーンボックスの材料

今回はフットスイッチ付きです。


ストラト用ピックアップの製作

ストラト用のピックアップを製作しました。 60年代初頭をイメージしたものです。

面取りしたポールピースをボビンに差し込んで組み込んでいきます。

ボビンの組み立て

2セット(6個)巻きました。 センターを逆巻き逆磁極にしてハーフトーン時にノイズをキャンセルするタイプです。

コイルを巻く

ワックスに漬け込みました。 ワックスポッティングをすることで、コイルが固定されてハウリングしにくくなります。 ハウリングしやすいマイクは、叩くとコンコンとアンプから音がします。  これをマイクロフォニック現象と言います。

ワックスポッティングが済んだ

このあと着磁して配線を付ければ完成です。 フォームバー皮膜線なのですが少し色が濃いめですね。