ピックアップカバーをレリック加工しています。
手前にあるのが加工前。 50年代にありがちなドンドン丸まっていってしまうものを模して作ります。
このあと研磨したりバフをかけたり、傷を付けたり汚したり。
いろいろと手間がかかるのです。
ネックエンドと同じ形に、ボディ側のネックポケットをルーティングするための、テンプレート治具を作ります。
使うのはこんな道具です。
ネックエンドを型取りして・・・
本番用のテンプレート治具になる板を大まかにカットしつつ・・・
先ほどの型取りしたものを貼り合わせます。 このはみ出た部分をトリマーのベアリングビットで削り飛ばします。
トリマースタンドにセッティングしたところです。 型取りしたラインにベアリングを転がしつつ、本番用テンプレート治具を刃物で削るという方法です。
できあがったテンプレート治具です。 ネックがピッタリはまりますね。
テンプレートをボディに貼り付けます。
今度は、テンプレート治具にベアリングをそわせて、ネックポケットの側壁を削っていきましょう。
ネックがはまりました。
次は、新しいブリッジを取り付けて、ピックアップキャビティの加工などに続きます。 請うご期待。
火曜日に買ってきたCカーブのポットです。 左利き用に使います。
困ったことがあって、シャフトが短いのです。 これでは裏ざぐりの楽器に使えません。
ということで、うちにあったポット(左)と一緒に分解してニコイチにしていきます。
背面のケースと基板は買ってきた物、シャフトとナットのネジ切り部分はうちに合ったものを使います。
ラムトリックカンパニーで働いていたときに、SonicのフルアップトーンFT-01やFT-02 の製作をやっていたので、ここを分解して組み立てるのはおそらく世界で一番早いです(笑)
導電塗料を塗り直したピックアップキャビティがこちらです。 アース電位にきっちりつないでいきましょう。
裏パネルの導電塗料も薄かったので塗り足しました。
CTSポットを使うボリュームとトーンは3/8インチ(約9.5ミリ)径に、ラージヘッドのミニスイッチが付くところは12ミリ径に拡げます。
配線を進めましょう。