CTSポットを改造する【AriaProⅡの配線修理-2】

火曜日に買ってきたCカーブのポットです。 左利き用に使います。

困ったことがあって、シャフトが短いのです。 これでは裏ざぐりの楽器に使えません。

右が買ってきたCカーブのポット

ということで、うちにあったポット(左)と一緒に分解してニコイチにしていきます。

背面のケースと基板は買ってきた物、シャフトとナットのネジ切り部分はうちに合ったものを使います。

ラムトリックカンパニーで働いていたときに、SonicのフルアップトーンFT-01やFT-02 の製作をやっていたので、ここを分解して組み立てるのはおそらく世界で一番早いです(笑)

分解してニコイチにする

導電塗料を塗り直したピックアップキャビティがこちらです。 アース電位にきっちりつないでいきましょう。

アースにつなぐ

裏パネルの導電塗料も薄かったので塗り足しました。

裏パネの導電塗料も塗り足した

CTSポットを使うボリュームとトーンは3/8インチ(約9.5ミリ)径に、ラージヘッドのミニスイッチが付くところは12ミリ径に拡げます。

穴を拡げる

配線を進めましょう。


ピックアップの取り付け【Guitar Violenceの修理-10】

ピックアップを取り付けました。 シリーズで取り付けましたが、もし気に入って頂けなかったときにパラレルを試すこともできるように、ラグを付けておきました。

ピックアップの取り付け

裏パネルのシールドをまだしていませんでした。 アルミ箔を貼ります。

裏パネルにアルミ箔

フレットを磨きました。

フレットをクリーニング

KTSのチタン製ジョイントプレートに交換しました。 高級腕時計の部品とかも作れる会社だけあって、デザインがキリッとします。

チタンのジョイントプレート

ネック調整、弦高調整、ピックアップの高さ調整、オクターブ調整などをしました。

完成

ブリッジを移動しましたが、弦のセンターはバッチリ出ていますので、これで良かったと思います。 ネックが安定したらお返しします。