配線を組み上げていきます【サンバーストJBにBCP-3を登載する-4】

改めてアース線を引いていきます。 導電塗料はこうやってアース電位(具体的にはジャックのスリーブ端子)につながないとシールドになりません。

アース周りの配線

コントロールパネルのねじ穴をあけていきます。

コントロールパネルの取り付け

ピックアップの配線をつなぎました。 その他アース線、バッテリーの線などもここで処理しています。

ピックアップの取り付け

スイッチの配線はこんな感じになりました。

スイッチの取り付け

表から見たらこんな感じ。

表から見たところ

まだもうちょっと手がかかります。


コントロールキャビティのルーティング【サンバーストJBにBCP-3を登載する-3】

今回はポットの背中にプリアンプを取り付けたり、スイッチポットを使うので、キャビティには35ミリくらいの深さが必要になります。

スイッチポットを使うならキャビディの深さは35ミリ欲しい

ですが、このベースのコントロールキャビティは32ミリくらいしかありません。 アギュラーOBP-3がどう付いていたのだろうと思ったら、その部分だけ彫刻刀か何かでけずってありますね。 ここに合わせて他も削りましょう。

深さが32ミリしかない

というわけで、ここでルーターが登場します。

ルーターの登場

ほぼ完成しているコンパネをのせてみました。 問題なさそうですね。

深さのチェック

穴をガイドに当てたので外周より2ミリ内側を削ったことになります。 キャビティをつなぐ穴をマスキングテープでふさいでおくのは重要です。 ルーターから吹き出す風で、隣のキャビティから木くずが噴出するのを防いでくれます。

中心付近だけ彫り込んだ

削った部分に導電塗料を塗り直します。

導電塗料の塗り直し

乾いたらコンパネの取り付けですね。 アース周りの配線からやり直しです。


プリアンプの取り付け【サンバーストJBにBCP-3を登載する-2】

BirdcageオリジナルプリアンプBCP-3を取り付けるベースです。

BCP-3を登載するベース

このミニスイッチはミッドの周波数可変ですが、ミッドカットスイッチに役割が変わります。 ツマミでいじれるのはトレブルベースだけにして、ミドルは内部のツマミでカット量を設定しておいて、スイッチで切り替えるようになります。

ミニスイッチ部分

ピックアップもアギュラーからノードストランドに変わります。

ピックアップの高さ

そう言えばこれもソープバータイプのベースピックアップですね。 ネジは大丈夫なのでしょうか? 測ってみたら35ミリあります。 これくらいあれば普通は大丈夫なのでしょう。 インチネジは30ミリくらいでしたから5ミリ長いですね。 このネジは手に入りにくい気がするのですが、どこで売っているのでしょう。

ネジの長さ

アギュラーの回路です。 これも以前私が付けたものです。

OBP-3が付いている

何かに使うときが来たときのために、なるべく配線をくずさないで生け捕りにしました。

OBP-3を取り外す

コントロールパネルを4つ穴にします。 ねじ穴は埋めないといけません。 ボリュームの穴はCTSが通るように9.5ミリくらいまで広げる必要があります。

穴を修正する

ピックアップは基本的にはポン付けできることになっています。 そういうものは落とし穴がつきものなのでカバーでチェックしておきましょう。 配線が終わってからまたバラしてルーターで掘るとか、とんでもないことが起こることがあるのです(笑)

ピックアップのフィッティング

ねじ穴を埋めました。

ねじ穴を埋める

コントロールパネルの穴を拡げました。

コントロールパネルの穴を拡げる

トレブルとベースはスタックポットでコントロールするようになります。 アース線をハンダ付けしたくてこのB50kのシールを剥がしたらC10kという刻印がありました。 おそらく工場のミスです。 なのでアース線のハンダで隠しておきました(笑)

トレブルとベースはスタックポットを使う

各ポットの下準備的な配線です。 スタックポットはこのあと、別のアイデアが浮かんだので変更になりました。

各ポットの下処理

ユニバーサル基板をカットします。 ここにミドルの部品を載せて、スタックポットに一緒にハンダ付けしてしまうことにしました。 その方が配線が減ってトラブル率が軽減されると考えたからです。

ユニバーサル基板の切り出し

パッシブ回路の配線を先に終わらせました。

パッシブ部分の配線

BCP-3を載せていきます。

アクティブ部分の取り付け

ここから先はスイッチの配線を済ませてからにしましょう。