弦高調整用のイモネジが長く飛び出していたので短いものに交換しました。
これで完成でいいでしょう。
今回はポットの背中にプリアンプを取り付けたり、スイッチポットを使うので、キャビティには35ミリくらいの深さが必要になります。
ですが、このベースのコントロールキャビティは32ミリくらいしかありません。 アギュラーOBP-3がどう付いていたのだろうと思ったら、その部分だけ彫刻刀か何かでけずってありますね。 ここに合わせて他も削りましょう。
というわけで、ここでルーターが登場します。
ほぼ完成しているコンパネをのせてみました。 問題なさそうですね。
穴をガイドに当てたので外周より2ミリ内側を削ったことになります。 キャビティをつなぐ穴をマスキングテープでふさいでおくのは重要です。 ルーターから吹き出す風で、隣のキャビティから木くずが噴出するのを防いでくれます。
削った部分に導電塗料を塗り直します。
乾いたらコンパネの取り付けですね。 アース周りの配線からやり直しです。
BirdcageオリジナルプリアンプBCP-3を取り付けるベースです。
このミニスイッチはミッドの周波数可変ですが、ミッドカットスイッチに役割が変わります。 ツマミでいじれるのはトレブルベースだけにして、ミドルは内部のツマミでカット量を設定しておいて、スイッチで切り替えるようになります。
ピックアップもアギュラーからノードストランドに変わります。
そう言えばこれもソープバータイプのベースピックアップですね。 ネジは大丈夫なのでしょうか? 測ってみたら35ミリあります。 これくらいあれば普通は大丈夫なのでしょう。 インチネジは30ミリくらいでしたから5ミリ長いですね。 このネジは手に入りにくい気がするのですが、どこで売っているのでしょう。
アギュラーの回路です。 これも以前私が付けたものです。
何かに使うときが来たときのために、なるべく配線をくずさないで生け捕りにしました。
コントロールパネルを4つ穴にします。 ねじ穴は埋めないといけません。 ボリュームの穴はCTSが通るように9.5ミリくらいまで広げる必要があります。
ピックアップは基本的にはポン付けできることになっています。 そういうものは落とし穴がつきものなのでカバーでチェックしておきましょう。 配線が終わってからまたバラしてルーターで掘るとか、とんでもないことが起こることがあるのです(笑)
ねじ穴を埋めました。
コントロールパネルの穴を拡げました。
トレブルとベースはスタックポットでコントロールするようになります。 アース線をハンダ付けしたくてこのB50kのシールを剥がしたらC10kという刻印がありました。 おそらく工場のミスです。 なのでアース線のハンダで隠しておきました(笑)
各ポットの下準備的な配線です。 スタックポットはこのあと、別のアイデアが浮かんだので変更になりました。
ユニバーサル基板をカットします。 ここにミドルの部品を載せて、スタックポットに一緒にハンダ付けしてしまうことにしました。 その方が配線が減ってトラブル率が軽減されると考えたからです。
パッシブ回路の配線を先に終わらせました。
BCP-3を載せていきます。
ここから先はスイッチの配線を済ませてからにしましょう。