生地着色とオイルフィニッシュ【スティングレイの修理-12】

ネックの裏と指板の塗装を剥がしたので、オイルフィニッシュにしていきます。 他が深く焼けた飴色をしていますから、色を合わせるために生地着色から始めましょう。

飴色をスペシャルブレンドします。

染料をブレンドする

ネックの中央付近が生地のままの色で、グリップの両端から塗っていっています。

生地着色

裏側が全部塗れました。

着色が完了

しばらく乾かしてからオイルを染みこませていきましょう。

オイルフィニッシュ

余分なオイルは拭き取っておきます。 表面にオイルがたまったまま固まると部分的にざらざらしたり、変なツヤがまばらにできたりするので均一にサラサラした仕上がりになるように心がけます。


ボディ側ジョイントの穴あけ【ドットバインディングJBの製作-3】

持ち込みの丸ペグをお預かりしました。 66年仕様なのでパドルペグが付きます。 これをレリック加工します。 きれいなうちに1枚写真を残しておきましょう。

レリック前のペグ

塗装の前にネックジョイントのネジ穴をあけます。 まずは位置決め。

穴位置を決める

穴をあけます。

ボディに穴をあける

火曜日は定休日なのでゆっくりしました。


フレットを打つ【スティングレイの修理-11】

フレットの溝の深さを決めたいのでフレットの足の長さを測りました。

フレットの足の長さ

溝の補修をします。 0.56mm幅のノコで拡げ直しました。 深さは2ミリ前後を目標にします。

フレット溝を埋める

フレットを曲げます。

フレットを曲げる

曲げ終わったフレット。 これが完成すればフレットは打てたようなものです。

フレットを曲げ終わった

フレットを圧入しました。

フレットが打てた

フレットの端をカットします。

フレットの足をカットした

フレットの端を削ります。

フレットの端を削る

触っても痛くないように丸めます。

フレットの端を丸める

フレットを打つ作業が完成しました。

フレットを打つ工程が完成

次は指板とネック裏を生地着色して、オイルフィニッシュにします。


フレットを抜いた【スティングレイの修理-10】

ヒーター修正が上手くいったようなのでフレットを抜いていきましょう。

フレットを抜く

指板の塗装を剥がします。

指板の塗装をはがす

フレット溝を修正します。

マスキング

指板塗装を剥がす前にやっておけば良かったですね。 細いマスキングテープがなかったのでもったいないことになりました。

ホームセンターにお出かけするくらいの元気は出てきたので買い出しに行きましょう。


色やレリック具合の打ち合わせ【ドットバインディングJBの組み込み-2】

1月から新しい仕事の受け付けを休止していますので、久しぶりにお客さんに会いました。

色決めです。 色のサンプルがこちらになりました。

色のサンプル

レリック具合のサンプルがこちらになりました。

レリックのサンプル

ちなみにこの本は今井さんの書かれたフェンダー・ベース・オーソリティです。

参考図書

導電塗料の塗布から始めましょう。

導電塗料の塗布

ネックジョイントのネジ穴をあけたいので、ジョイントプレートを入手しましょう。